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龍人鳥の徒然フォト日記

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2015年 04月 28日 ( 2 )


2015年 04月 28日

『やいま虫撮りの記/バンナ公園/キムネカミキリモドキ』 yym-77

キムネカミキリモドキ(♂)。
メタリック色に輝く、太く、球状になっている後ろ肢(専門的には「後腿部」というそうだ)が自慢げ。
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この虫については、こんな会話から始まった。
「小さいけれど、虫がいます」と kazusayome。
「何処に?」。
「そこの赤い葉のところに」。
「よ、見つけたなあ。きれいな虫やなあ」。
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「あんまり、小さいので、上手いこと、撮れへんね。こんなときは、オリンパスTG-3の出番や」と一眼レフからTG-3に持ち替える。
ちょっとだけ、じっと、しとって下さいね、と念じながら、TG-3の顕微鏡モードで。
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名前を調べねばならない。
図書館へ赴く。
昆虫の名を調べるとき、どの図鑑を参照するかはいつも決まっている。
その書架に直行する。

『原色日本昆虫図鑑』(保育社)の上巻を手にする。
上巻が「甲虫編」である。
図版を1ページずつ見て行く。
キクビカミキリモドキやフタコブカミキリは体色がよく似ているが、触角が違うし、最も特徴的な、後腿部が太く球状になっていない。
また、モモフトハナカミキリは「モモフト」の名は合致しているが、太いといっても球状ではなく、且つ、体色が異なる。

『原色日本昆虫図鑑』上巻/昆虫編のほかに、甲虫類専門の『原色日本甲虫類図鑑』(Ⅰ)~(Ⅳ)もある。
(Ⅰ)は甲虫類に関わる解説のみで、(Ⅱ)~(Ⅳ)が図版と各甲虫の説明となっている。
『序』に目を通すと、(Ⅱ)~(Ⅳ)には約7000種類が図示されているとある。
既に『原色日本昆虫図鑑』上巻で1588種類の甲虫類を見ており、更に7000種である。
7000種の中にはカミキリムシが随分といるので、これは対象外と端折って、図版をめくって行く。
見落としたのかどうかは分からないが、該当する虫には行き当たらない。

昆虫班長の六々さんに電子飛脚便で写真を送り、鑑定を依頼する。
クビアカカミキリではないかとの回答を得る。
カミキリムシ系は端折ったので、今度は電脳網で検索してみた。
『くま次郎の"やんばる日記"』なるブログにヒットした。
クビアカアメイロカミキリのほかに、体色がよく似た虫として、ヤンバルフタイロジョウカイとキムネカミキリモドキの写真も掲載されていた。
何と、キムネカミキリモドキの後肢に大きな球が!
ヒントをくれた昆虫班長の六々さんや、キムネカミキリモドキの写真を掲載してくれていた"くま次郎"さんに感謝!である。

で、キムネカミキリモドキを検索してみた。
後肢に大きな球があるのはオスであることを確認した。
で、再び、図書館に赴き、キムネカミキリモドキを調べてみた。
やっぱり、見落としていた。
『原色日本甲虫類図鑑』(保育社)第Ⅲ巻の図版69-24にキムネカミキリモドキの♂と♀両方が図示されていた。
勿論、オスの後肢には立派な球状があった。
408ページの解説に目を通す。
折角、調べたのであるから、ノートに転記。
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キムネカミキリモドキ
7.5-12mm
頭部は弱く点刻され、前胸背板は点刻なく、中央前方両側と基部中央にくぼみがある。
上翅の隆条は太く、第1条は1/3で消える。
♂後腿部はつねに青藍色、その肥大度は個体変異がある。
腹端は橙黄色。
琉球、台湾。
図は奄美大島産で、徳之島、沖縄本島、与那国島に産するものとともに腹部全体が青藍色で、
O.t. okinawana Kano とされる。
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写真の後肢の球状は青藍色というよりも緑色に近いが、キムネカミキリモドキ(♂)に間違いはない。

3月8日には、後肢の太いアシブトヘリカメムシ(但し、メス)に出遭い、今度は後肢の太いキムネカミキリモドキ(オス)に出遭 い、バンナ公園/アシブト2種が揃ったことになる。
うれしい!


フォト:2015年3月11日、石垣島

by ryujincho | 2015-04-28 07:11 | やいま虫撮りの記(2015年) | Comments(0)
2015年 04月 28日

『やいま虫撮りの記/バンナ公園/超苦手な<蛾>ながら...』 yym-76

ハウスものながら、オオゴマダラを見ることが出来、大満足で、昼餉に。
朝、外出届けを看護師さんに渡したとき、「お昼ご飯、どうされますか?」と。
「戻って来るのは1時を回りますね。どないしましょ」、「では、お昼ご飯はキャンセルしておきましょう」、「ということは、外食してもええということですね」、「はい、外食、OKです」。
ということで、バンナ公園北口、「世界の昆虫館」向かいの「初代沖縄そば王 いしぐふー」なる店に入った。
ソーキそば、豚角煮、本ソーキ(骨付き)、おきなわ炊き込みご飯のセットメニューと水餃子を注文。
これらを kazusayome とシェアして食べた。
超うす味のビョーイン食に慣れた舌に、濃い味が染み渡った。

腹ごしらえが出来たところで、もう少し歩いてみることにした。
園内案内図を眺める。
縦断、南下して南口方面へ行くか、西側の周回路を辿って南口方面へ行くかである。
前回(3月8日)は南口から西側の周回路を辿り、出合い橋まで歩いたことでもあったので、西側の周回路を<制覇>するために、西側周回路を辿ることにした。
途中、疲れてしまったときはタクシーが来てくれるし、バンナ公園は安心や、と思いながら、北口を出発。

「あっ、オオゴマダラや!」
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先刻、<ハウス>でオオゴマダラに出遭ったばかりで、オオゴマダラの姿が頭の中に残っており、そう見えたのだが、よ~く見ると、色合いはよく似ているものの、胴体や翅の黒い紋の配置からしてオオゴマダラではなかった
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花から飛び立ち、空中を舞って、細い葉に止まった。
舞い方は蝶のようであったが、よく見ると蛾であった。
何度も申すことではあるが、幼き頃から蛾は超苦手(但し、モスラは除く)。
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超苦手ながら<虫撮り>で差別してはバンナ公園の昆虫たちに申し訳ないこととなる。
ぐっと我慢して、ズーム・アップ!
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苦手な蛾ではあるが、名前を調べねばならない。
図書館へ赴く。
昆虫の名を調べるとき、どの図鑑を参照するかはいつも決まっている。
その書架に直行する。
『原色日本蛾類図鑑』(保育社)の上巻、下巻を手にする。
この図鑑シリーズの『蝶類』は1巻だけだが、『蛾類』は上下巻の2冊もある。
上下巻の図版に掲載された蛾を全部に目を通しながら、写真と同じ蛾を探すこととなる。
上下巻、2冊もあるということは、日本産の蛾は相当の数の種類がいると思われる。
一体、何種類いるのだろうかと、上巻の『序』に目を通してみた。
「本書の上下巻において合計2200種以上の日本産蛾類が原色写真によって図示...」とあった。
先に述べた通り、蛾は幼き頃から超苦手(但し、モスラを除く)である。
蛾を見ると鳥肌が立つ。
2200種類もの蛾の図を見るとなると、鳥肌だらけになり、<鳥化>してしまうかもしれない。
バンナ公園の昆虫たちに申し訳なきことながら、これ以上の蛾の名前調べは勘弁して貰うこととした。

フォト:2015年3月11日、石垣島

by ryujincho | 2015-04-28 06:43 | やいま虫撮りの記(2015年) | Comments(0)