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龍人鳥の徒然フォト日記

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2018年 10月 23日

『壱岐島・筑後川流域古墳めぐり/五日日、八女古墳群/広川町から茶畑を走る』 kk-34

10月20日(土)、晴れ。

この日のプランは、八女古墳群探訪+アルファ。

九大本線筑紫吉井駅発、久留米経由、鹿児島本線西牟田駅で下車。
先ず、八女古墳群のうち、西側に位置する「石人山古墳」、「弘化谷古墳」、隣接の「広川町古墳公園資料館」を見分、見学。

続いて、八女古墳群を西から東へ順に。
次は、岩戸山古墳を目指す。
資料館のスタッフさんから頂戴した、茶畑の中を走るルートが書かれた「八女古墳群マップ」に従い、走る。

午前中にこちらへ向かう際、走って来た県道86号線を横切り、東へ走る。
九州自動車道に架かる橋を渡り、県道713線を横切ると上り坂となる。
坂を上ると、茶畑が広がる。
申すまでもなく、彼の有名な八女茶の茶畑である。
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これまでに眺めたことのある茶畑を思い起してみた。
東から順に列挙してみる。
・静岡茶/静岡県/東海道新幹線の車窓から。
・西尾茶/愛知県西尾市/「赤穂浪士討入凱旋の旅」<番外編>で吉良郷を訪ねたとき。
・宇治茶/京都府宇治市/木津川サイクリングロードを走ったとき。
・高瀬茶/香川県三豊郡高瀬町(現・三豊市高瀬町)/ドライブで。
・八女茶/福岡県八女市/バス旅行で、そして、今回。
・知覧茶/鹿児島県川辺郡知覧町(現・南九州市知覧町)/バス旅行で。

茶畑の中を通る一本道を東へ、東へとはしる。
走っているところは、八女丘陵の台地の平坦地。
左手には平坦地が広がり、右手は平坦地であったり、傾斜地であったりとなっている。
平坦地の茶畑も、傾斜地の茶畑も、秋の太陽をいっぱいに浴びている。

茶畑の手入れ(かな?)に入ろうとしている機械車に出遭った。
先を急ぐ気持ちもあり、遣り過ごそうとして走り過ぎたが、貴重なシーンと思い、jitensha を止め、作業の様子を眺めさせて貰う。

上述で「機械車」としたが、正式には何というかとネット検索してみた。
「乗用型刈り取り機」、「動力式茶摘採機」などの名称があるようだ。
本ブログでは、便宜上、「機械車」とさせて貰おう。

機械車は、茶畑の畝の幅に合わせた門型となっている。
これはテレビなどで見ており、上手く考えたものだなといつも感心して見ていたが、今回、ホンモノを見る機会を得たのであった。

道路と茶畑の間に細い溝がある。
溝には、茶畑の畝の位置と機械車の門型幅に合わせて、橋の如く、蓋が置かれている。
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機械車の車輪はキャタピラーである。
余談ながら、キャタピラーは米国キャタピラー社は商標名である。
セメダインとかセロテープ、ホッチキス、皆、商品名ながら一般名称のように使われており、キャタピラーもその類のひとつである。
キャタピラーの一般名称について、調べてみた。
・一般名称は「無限軌道」。
・無限軌道には、クローラー、トラックベルト 、履帯(りたい)、キャタピラーなど、複数の呼び名がある。
・一般用途では、無限軌道と呼ばれ、軍事用語では、履帯と呼ばれる。
・日本の法令条文(車両制限令、道路交通法施行規則等)ではキャタピラーが変化したカタピラという用語が用いられている(以前は履帯が用いられていた)。

話が反れた。
作業の様子に話を戻そう。

機械車は茶畑の中へ。
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折角なので、真後ろへ移動して、見学。
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10月も半ば過ぎ。
茶摘みのシーズンは終わっているのでは?と思うも、調べてみると、生産地によって異なるが、おおむね、次のようなことである。
・通常、年4回、お茶の新芽が伸び、お茶は新芽で作るので、年に4回、新茶が出来る。
・1番茶:4月の終わり~5月上旬にかけて生産されるお茶。
・2番茶:6月中下旬に生産されるお茶で、1番茶に次いで品質がよいとされる。
・3番茶:7月終わり~8月上旬にかけて生産されるお茶。
・4番茶:9月下旬~10月上旬にかけて生産されるされるお茶。
・1番茶は前年の秋から養分を貯めた茶樹であり、茶畑によっては3番茶、4番茶は摘採せず、翌年の1番茶として温存することもある。

今、この茶畑で行われている作業は、4番茶の摘採なのか、手入れをしているのかは不明(インタビューしたいが、作業中なので、お邪魔虫となる)。

茶畑はいつみても整然として美しい。
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再び、走り始める。
しばらく走ると、お茶の花に遭遇した。
お茶の花を見るのは初めてである。
咲いているのは一輪、その周囲には蕾がいっぱい。
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お茶の花を見るの初めて。
お茶の花が咲くのは秋。これも初めて知った。
ということで、お茶の花についてウィキペディアを紐解いてみた。
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チャノキ
チャノキ(茶の木、学名:Camellia sinensis)は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹である。
「チャの木」あるいは「茶樹」とも記され、単に「チャ(茶)」と呼ぶこともある。
原産地はインド、ベトナム、中国西南部とされるが詳細は不明。
茶畑での栽培のほか、野生化した樹木を含め熱帯から暖帯のアジアに広く分布する。

花は10-12月初旬頃に咲く。
そのため「茶の花」は日本においては初冬(立冬〔11月8日頃〕から大雪の前日〔12月7日頃〕)の季語とされている。
花は枝の途中の葉柄基部から1つずつつき、短い柄でぶら下がるように下を向く。
花冠は白く、径2-2.5センチメートル、ツバキの花に似るが、花弁が抱え込むように丸っこく開く。

果実は花と同じくらいの大きさに膨らむ。
普通は2-3室を含み、それぞれに1個ずつの種子を含む。
果実の形はこれらの種子の数だけ外側に膨らみを持っている。
日本の地図記号で茶畑を表す記号は、この果実を図案化したものである。
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花は「ツバキの花に似るが、花弁が抱え込むように丸っこく開く」とある。
咲いている花を実際に見たことでもあり、まさにその通りで、この記述はよく理解出来る。

茶畑の地図記号は「茶の果実を図案化したもの」とある。
「日本の地図記号一覧」を参照してみた。
茶畑の地図記号は三つの黒い点(正三角形の三つの角に黒い点を置いたように)である。
史蹟・名勝・天然記念物の地図記号もよく似ているが、それらの記号は黒い点は大きく、茶畑の記号は控えめに小さな黒い点である。

お茶の花を愛で、再び、走り始める。

左手(北)の茶畑の彼方に山が見える。
先ほど、弘化谷古墳近くの公園からも見えた、南麓に吉野ヶ里遺跡が位置する脊振山地と思われる。
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茶畑ポタリング。
こんな機会は滅多にない。
まことに爽快な走りであった。

茶畑を走ったお陰で、お茶についていろいろとベンキョーも出来た。
殊に、お茶の花を見ることが出来たのはラッキーであった。

目的地の、岩戸山古墳に到着!
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フォト:2018年10月20日

(つづく)







by ryujincho | 2018-10-23 23:34 | 秋の九州史跡めぐり 2018 | Comments(0)


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