龍人鳥の徒然フォト日記

ryujincho.exblog.jp
ブログトップ
2018年 07月 02日

『北欧自転車事情/フィンランド(Ⅱ)』 nc-21

6月28日(木曜)、晴れ。

午前9時25分。
左舷に要塞が見えて来た。

星型要塞/スオメンリンナの要塞。
a0289546_16243380.jpg


スオメンリンナの要塞とは。
1748年、スウェーデン(当時、フィンランドはスウェーデンの一部)は、ロシアからの攻撃に備えるために要塞の建設を開始。
1808年、フィンランドはロシアの支配下となり、建設途上の要塞もロシア支配となった。
1855年、クリミア戦争で、英仏海軍の攻撃を受け、要塞は大きな被害を被った。
フィンランド独立後の1918年、スウェーデン時代からの名称であるスウェアボリをスオメンリンナ(スオミの城、スオミはフィンランド人の自称)に改称。
1991年、ユネスコの世界遺産に登録された。

今回の旅で星型要塞に出遭ったのは、コペンハーゲン市内のカステレット要塞に次いで二度目。
龍岡城五稜郭(佐久市)、函館五稜郭(函館市)、カステレット要塞、スオメンリンナの要塞と星型要塞のコレクションも着々と。

因みに、本ブログを綴るに際し、函館五稜郭タワーで見た展示パネル「世界の星形城郭」をアーカイブから引っ張り出し、参照してみた。
デンマーク/カステレットとフィンランド/スオメンリンナのいずれの星型要塞も記されていなかったが、フィンランドではハミナ要塞が記されたいた。

函館五稜郭タワー/展示パネル「世界の星型城郭」(2017年8月28日撮影、アーカイブより)。
a0289546_17293037.jpg


しばし、船上からスオメンリンナの要塞を楽しむ。
a0289546_18164798.jpg

人影が見える。
ズーム・アップ。
要塞を訪れた観光客である。
ガイドブックによれば、要塞は6つの島に築かれており、市内から船で15分ほどで渡れるという。
時刻は朝9時25分。
朝早くから出動した観光客である。
a0289546_18170295.jpg
a0289546_18174676.jpg
a0289546_18182157.jpg

a0289546_18183504.jpg
a0289546_18193784.jpg
a0289546_18200410.jpg
a0289546_18202422.jpg
a0289546_18203974.jpg
a0289546_18205835.jpg
a0289546_18211469.jpg
a0289546_18213642.jpg
a0289546_00423981.jpg

ヘルシンキの市街地が見えて来た。
ズーム・アップ!
右のロシア風の建物はウルペンスキー大聖堂、左の白い建物はヘルシンキ大聖堂。
a0289546_00425859.jpg

スウェーデン国旗と ”TALLINK" 旗。
a0289546_00440767.jpg
a0289546_00443113.jpg

本船は、シリア・ラインの保有船かと思いきや、然に非ず、 ”TALLINK" 旗が掲げられている。
調べてみた。
シリヤ・ラインは、嘗て、フィンランドに本拠を置いていた船会社であったが、2006年、エストニアのフェリー会社タリンクに買収されたとのこと。
であれば、何故、スウェーデン国旗が掲げられているのだろう?
調べてみた。
タリンクがストックホル/ヘルシンキ間で運航している船は次の通り。
・”シリア・セレナーデ” 船籍:フィンランド
・”シリア・シンフォニー” 船籍:スウェーデン
船の保有の仕方にはいろいろあるので、エストニア籍ではなく、フィンランド籍やスウェーデン籍というのは理解出来る。
しかし、乗船している船は”シリア・セレナーデ”で、船籍はフィンランドなのに、何故、スウェーデン国旗を掲げているのであろうか?
船尾部に印字された船籍港を見れば、一目瞭然であったのだが、それを見なかったのは筆者の失態(大袈裟過ぎるかな?)ながら、フラッグについては疑問が残り、スッキリしないのであった。

そろそろ、着岸の時刻に近づいている。
しかし、然様なことは意に介さず、展望デッキで、まだまだ、寛ぎ中の乗客の皆さん。
斯く申す筆者もそのひとりなのだが...。
a0289546_00465441.jpg

午前9時55分、定刻通り、ヘルシンキ港に到着。
下船。
a0289546_00521612.jpg
a0289546_01123310.jpg

a0289546_00542158.jpg

”SILIA SERENADE”
a0289546_01170157.jpg

"THE OFFICHIAL SEA CARRIER OF MOOMIN"
a0289546_00544102.jpg

"OFFICIAL SEA CARRIER OF SANTA CLAUS"
a0289546_00545978.jpg
a0289546_01561723.jpg

Tervetuloa!/Välkomna!/Welcome!
フィンランド語、スウェーデン語、英語、この順序に納得!
a0289546_01130131.jpg

北欧自転車事情からすっかり離れてしまった。
第20話で「船内に自身の手で持ち込めるものは身の回りのものなど最小限のものだけ。スーツケースは預け、ヘルシンキで受け取ることとなる。輪行する人の姿は見掛けなかったが、自転車は預けるのであろうか、それとも自身の手で持ち込めるのであろうか」と綴った。
下船時も輪行者の姿はないかと探してみたが、見つからなかった。
今回だけ見当たらなかっただけであろうか、それとも、このクルーズ船に乗って輪行する人はいないのであろうか。
前者であると思いたい。

ヘルシンキ市内でどんな自転車に出遭えるのであろうか。
楽しみ、楽しみ...。

フォト:2018年6月28日

(つづく)

[PR]

by ryujincho | 2018-07-02 23:51 | 北欧自転車事情 | Comments(0)


<< 『北欧自転車事情/フィンランド...      『北欧自転車事情/フィンランド... >>