6月5日(火曜)、晴れ。
馬橋から江戸川左岸を遡上、利根運河を経由して、利根川右岸を下る。
つくばエクスプレスの高架をくぐったところで、苗が縞々模様に植えられた『田んぼアート』を楽しむ。
しばらく走ると、休耕地にキジの姿が。
アップで。
オスのキジが歩んでゆく先を見ると、太い畦道を足早に横切るメスのキジの姿が。
アップで。
オスのキジも太い畦道を足早に横切る。
そして、草むらの中へ消えていった。
毎年、キジの写真はよく撮る。
今年もキジはよく撮っている鳥である。
ハート型の赤い顔、尾の長い姿を見るとどうしてもカメラを向けてしまうのである。
余談を少々。
キジの名は、古名の「キギシ」が縮まったものといわれている。
古名には「キギス」もあるが、「キギシ」もあり、こちらの方が古いといわれている。
「キギシ」や「キギス」は鳴き声の「キキ」を由来としているといわれている。
キジの漢字表記は「雉」、「雉子」。
キキシやキギスの漢字表記は「雉子」。
「雉」は「隹(とり)」が「矢」のように飛ぶ鳥をあらわしているという解説を見かけたことがあるが、キジの飛び方を見ていると矢のようには見えず、バタバタとした飛び方である。
「矢」は頭から尾の先までのキジの姿が矢の似ているからというのが小生の勝手な考えである。
フォト:2018年6月5日