龍人鳥の徒然フォト日記

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2018年 05月 14日

『信州史跡めぐり&宴の旅/森将軍塚古墳から戸倉上山田温泉へ、そして、宴』 sp-8

5月11日(金曜)、晴れ。
jitensha を携え、二泊三日の信州の旅。

森将軍塚古墳を探訪、そして、隣接の千曲市森将軍塚古墳館を見学。
大満足のうちにこれらを終え、一路、この日、投宿の戸倉上山田温泉へ。
といいたいところであるが、当地、千曲市は日本一のアンズの産地とのこと。
ということで、森将軍塚の向かいにある「あんずの里 物産館」に立ち寄ってみた。

アンズという果実は余り馴染みがないが、ジャムで味わったり、会席料理の食前酒で飲んだりすることはある。
ジャムのラベルには、アンズよりもアプリコットと書かれているものが多いように思う。

「あんずの里 物産館」で、アンズのソフトクリームを頂戴する。
バニラのソフトクリームにアンズのジャムがたっぷりと添えられてものであった。
甘酸っぱくて、さっぱりとした、なかなか結構なお味であった。

さあ、アンズ・パワーを補給したことでもあり、一路、戸倉上山田温泉へ向け、出発。
千曲川右岸の国道18号線は走りにくそうなので、これは避け、古墳の案内人さんに教えて貰った通り、古墳と物産館の前を東西に通る一般道を西へ走り、栗佐橋を渡り、千曲川左岸のサイクリングロード(一部、一般道と兼用)を戸倉上山田温泉方面へ遡ることにする。

千曲川に架かる栗佐橋を渡る。
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千曲川の流れ/上流方面を眺める武衛さんと南国守さん。
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先ほど、森将軍塚古墳からこの橋が見えていた。
ということは、この橋から森将軍塚古墳が見えるのではないかと振り返ってみる。

見えた!
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ズーム・アップ!
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電柱が入ってしまった。
少し、先に進んで、電柱をかわした位置で、もう一度、眺める。
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ズーム・アップ!
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栗佐橋を渡り、千曲川左岸サイクリングロード(一部、一般道兼用)に入る。

快調に走る。
走れども、走れども、途切れることなく、河川敷に、ニセアカシアの白い花が咲き乱れている。

前を走る二人に、チーンとチビ丸ベルを鳴らし、合図。
「ニセアカシアと一緒に写真を撮りまーす。前方の山も姿もええ感じやし...」。
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ニセアカシア。
和名はハリエンジュ(針槐)。

余りに千曲川沿いにニセアカシアが多いので、このブログを綴るに際し、「千曲川 ニセアカシア」でネット検索してみた。

国土交通省千曲川河川事務所のHPに次の通り記載されていた。
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河川内樹木の悪影響
千曲川全体の自然植生のうち約24%をハリエンジュが占めている。
ハリエンジュは根が浅いため、洪水時は簡単に流されてしまい、河川管理上、悪影響を及ぼす。
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ハリエンジュのイロハ
・明治初期に渡来した北米原産の外来種。
・高さ15-20mほどになる落葉高木。
 広く街路樹や砂防樹として植えられ、野生化している。
・花期は5-6月頃。白い花が咲きます。
・帰化植物ハリエンジュは空中窒素固定能力があるために荒廃した林地では旺盛な生長を示して繁茂し、しばしば純群落を形成。
 このような状態になるとハリエンジュの優占状態が続き、在来植生は回復しない。
・ハリエンジュは根からの再生能力があり、地上部を伐採しても根から多数の地上茎を発生させ、瞬く間に回復。
 再生した地上茎は1年で1m以上も伸長。
・「要注意外来生物」(環境庁ホームページより)。
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余談ながら、国交省千曲川管理事務所のHPでは「『要注意外来生物』(環境庁ホームページより)」とある。
2001年、環境庁は環境省に改組されている。
この国交省千曲川管理事務所のHPは相当に古いか、誤記である。

環境省のHPを参照したところ、確かに、「要注意外来生物リスト」に「ハリエンジュ(ニセアカシア) (Robinia pseudoacacia) 」の名前が挙げられていた。

翌日、戸倉上山田温泉から上田まで、同じく千曲川左岸サイクリングロードを走ったが、そのとき、ニセアカシアが何本も倒れている光景を見た(その写真は、戸倉上山田温泉~上田の巻の続編で)。

河川敷でグランドゴルフをしていた人に「あれは何で倒れているんでしょうか?」と尋ねたところ、「強風で倒れてしまったんです」と。
国交省千曲川管理事務所のHPでは「ハリエンジュは根が浅いため、洪水時は簡単に流されてしまい、河川管理上、悪影響を及ぼす」とあったが、洪水で流されてしまう以外に、風にも弱いのであった。

満開のニセアカシアを眺め、きれいやなあ、蜂蜜がいっぱい採れるやろなあなどと、いいことばかりを考えていたが、河川にとっては歓迎されざる樹木なのであった。


話が脱線した。
千曲川左岸の走りに話を戻そう。

白いニセアカシアの花を眺めながら走る。
オオヨシキリの声が聞こえる。
オオヨシキリの最初の声は、毎年、マイ・フィールドの手賀沼で聞いているが、今年は千曲川の畔となった。

jiensha を止めて、千曲川を眺める。
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♪ あーあー、川の流れのよーにー ♪
いや、ここは千曲川、美空ひばりじゃなくって、五木ひろしかも。
♪ 水の流れに 花びらを そっと浮かべて 泣いたひと ♪

一般道とミックスのサイクリングロードを快調に走る。

大正橋西詰、佐良志奈神社前交差点に至る。
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佐良志奈神社。
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扁額コレクション。
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ブログを綴っていると、佐良志奈神社とは?ということで、由緒を調べてみたくなる。
ネット検索していると、由緒もさることながら、「さらしな神社かたくりまつり」の文字が目に飛び込んで来た。
盟友、甲武信守さんや品濃守さん(not 信濃守)らと話しをしているときに、山好きの彼らからカタクリの花の話題がよく出る。
カタクリの花を見たい、撮ってみたいと長らく思い続けているが、山登りは苦手だし、念願は叶っていない。
佐良志奈神社の境内や隣接の八王子山の山道沿いの傾斜地にカタクリの群生地があり、「春の妖精 カタクリ」が4月上旬に咲くという。
今年の「さらしな神社かたくりまつり」は4月7日に開催されたという。

カタクリの花を見るなら、ここかもしれない。
同じ時期に、アンズの花も咲くという。
佐良志奈神社とその周辺は楽しみな場所でありそうだ。

戸倉上山田温泉は、千曲川の左岸、大正橋とひとつ上流の万葉橋の間の一画が温泉街となっている。
佐良志奈神社前交差点を過ぎ、しばらくして、右手の温泉街に入る。

宿に投宿。
湯に浸かる。
湯に浸かっていたら、四輪で到着した大給守さんが風呂場に現れた。

全員、ゆるりと湯に浸かり、6時45分、予定通り、宴を開始。

大給守さんを交えての宴は、1年4ヶ月ぶり。
大給守さんは、昨年1月、40余年の江戸勤番を終え、信州に隠居することと相成り、1月7日、ドラポタ走り初め&送別ポタリングを挙行。
題して、「東京の灯よいつまでも」。
ゴールの中野にて反省会。

続いて、1月11日、両国「もヽんじや」にて壮行会。
「もヽんじや」は「山くじら」の店。
「山くじら」は獣肉を食べることは禁忌であったことからイノシシの肉や獣肉を言い換えたもの。
「いのしし鍋」、「しし鍋」、肉の色から「ぼたん鍋」とも。
関西で育った小生には「ぼたん鍋」と称するのが最もしっくりする。
今風にいえば、ジビエ料理である。

何故、壮行会の場を「もヽんじや」にしたか。
それは、大給守さんは、現役時代、参勤交代で国許に戻ったとき、時折、狩猟会(?)のお仲間と猪肉や鹿肉を食しているとの話を聞いていたこともあり、もし、隠居後、国許で新ビジネスを立ち上げるということなら、猪肉や鹿肉を江戸へ売り込むビジネスもあろうかと思い、消費地の調査も兼ねてと思ったからである。

昔話が長くなった。
戸倉上山田温泉に話を戻そう。

今回、大給守さんも交えて、信州史跡めぐりのポタリングも一緒にしたかったのだが、全員の都合がピタリと合うことは難しく、大給守さんは宴だけの参加となった。
宴では、大給守さんの隠居生活談を酒の肴に杯を重ねた。
野良仕事、古文書を読む会、中山道を歩く会、キノコの会、ジビエの会、冬のスキー指導員、公共施設の館長さんなど、公私共に多忙にて隠居生活をエンジョイなされておる由にて、何よりである。
もちろん、武衛さん、南国守さん、小生の隠居生活談もあれこれと。
杯を重ねに重ね、会話は弾みに弾み、大満足のうちに閉宴と相成った。

フォト:2018年5月11日

(つづく)



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by ryujincho | 2018-05-14 23:38 | 信州史跡めぐり 2018 | Comments(0)


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