龍人鳥の徒然フォト日記

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2018年 04月 07日

『春の京都/石清水八幡宮(中)』 hk-9

4月2日(月曜)、晴れ。
3月31日から二泊三日の関西行脚。
初日は明日香史跡めぐり。
二日目は京都街歩き&兄弟姉妹会。
三日目のこの日は伏見稲荷大社と岩清水八幡宮へ。

石清水八幡宮。
先ず、山麓で、一の鳥居、頓宮、高良社、二の鳥居をめぐり、徒然草第五十二段を<取材>。

つづいて、山上へ。
山上へはケーブルカーで。
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正式名称、京阪電気鉄道鋼索線。
通称、男山ケーブル。
八幡市駅と男山山上駅を結び、路線距離 0.4km、所要時間 約3分。
短い距離ではあるが、途中、トンネルが2ヶ所と全長108.7mの男山橋梁がある。
上下の行き違い地点は、山麓寄りのトンネルと橋梁に跨る区間となっている。

男山山上駅に到着。

案内図の「御本殿へは矢印の通りにお進みください」に従い、進む。
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途中、「男山の野鳥たち/八幡市」、「男山鳥獣保護区域図/京都府」、「男山京都府歴史的自然環境保全地域/京都」などの大きな掲示板が並ぶ。

鳥好きなので、これら三つの掲示板のうち、「男山の鳥たち」をアップしておこう。
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最上段/ツグミ、モズ、ヒヨドリ
2段目/トビ、イカル、ルリビタキ、ヤブサメ、コゲラ、アオジ、シロハラ、エナガ
3段目/シジュウカラ、メジロ、アオバズク、トラツグミ、ホオジロ、カワラヒワ、ハシブトガラス
最下段/ツバメ、ウグイス、キジバト、コジュケイ

これらの野鳥の中で見たことがないのはヤブサメ。
今回の旅で鳥見写真が撮れたのはコゲラ(大谷本廟の桜の木で採餌中)とツバメ(八幡市駅前自転車預かり所で営巣中)の2種。

男山桜まつり。
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エジソン記念碑。
桜花と共に。
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説明板に目を通す。
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西暦1879年にトーマス・アルバ・エジソンが灯火の革命ともいえる炭素白熱電球を発明し、この石清水八幡宮境内に生えている竹が電球の命ともいえるフィラメントの材料として最も適していることを知り、電球の発明の翌年から十数年もの永い間、この竹を使ってたくさんの炭素電球を造り、世界の人々に電灯のありがたさを知らされました。
つまり、この八幡の竹が炭素発熱電球の実用化に大きな役目をつとめたのです。
そこで、1929年に電灯発明50年を記念して、世界各国で電灯黄金祭が催された時、日本もこれに加わり、記念事業の一つとして電球の発明と切っても切れない関係にあるこの土地に記念碑を建て、エジソンの功績を永久に伝え、讃えることになったのです。
最初に建てられたのはこの境内北側に続く場所でしたが、エジソン彰徳会の手で昭和33年にここに移され、更に昭和59年10月に現在の姿に再建されました。
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水を指す言い様となるが、この説明書きは西暦と元号が混在している。
こういうことが気になる性質なのである。
西暦に統一するか、西暦と元号を併記すると文章が美しく見え、且つ、親切ということとなろう。
因みに、併記すると、「西暦1879年」は「西暦1879年(明治12年)」、「1929年」は「1929年(昭和4年)」、「昭和33年」は「1958年(昭和33年)」、「昭和59年」「1984年(昭和59年)」となる。

瑣末なことから書き出してしまったが、もっと大事なことがある。
説明書きの中に「トーマス・アルバ・エジソンが灯火の革命ともいえる炭素白熱電球を発明し」とあるが、白熱電球を発明したのはエジソンではなく、イギリスのジョセフ・スワンである。
スワンがイギリスで電球に関する特許を認可されたのは、エジソンに先立つ1年前の、1878年のことであった。
しかし、スワンの白熱電球にはフィラメントに課題があり、大量生産が難しかった。
一方、エジソンは白熱電球の実用化に成功し、大量生産につなげた。
そこで貢献したのが、説明書きの通り、<八幡の竹>であった。

エジソンはどうやって<八幡の竹>を見つけたのか?
これについての知識はなく、今回、ベンキョーした。
それは次の通りであった。

エジソンは、フィラメントに最適となる材料を見つけるために、何千種類もの材料を炭にして実験を続けたが、なかなか見つからなかった。
或る日、偶然、机の上に あった竹の扇子が目に入り、その竹をフイラメントに使ってみたところ、長時間、灯ったことから、フィラメントの材料に竹が適していることを発見した。
フィラメントに最適の竹を見つけるために、世界中から1000種余もの竹が集められたという。
日本の竹を探すために来日した調査員は、先ず、伊藤博文首相と会い、京都の竹を薦められ、京都の知事と会い、八幡と嵯峨野の竹を薦められ、八幡の男山に生える竹が最も長時間灯ったことから、<八幡の竹>が最適という結果となり、これが採用されることとなった。
<八幡の竹>は大量に輸出され、白熱電球の大量生産に貢献し、<八幡の竹>の灯りが世界中に灯ったのであった。

今一度、エジソン記念碑の写真を眺める。
エジソンと<八幡の竹>のつながりの背景を詳しく知ったことでもあり、記念碑がより輝かしく見えるのであった。

随分と寄り道をしてしまった。

石清水八幡宮の参道へ向かう。

フォト:2018年4月2日

(つづく)



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by ryujincho | 2018-04-07 23:39 | 春の関西行脚/明日香&京都 2018 | Comments(0)


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