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龍人鳥の徒然フォト日記

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2018年 03月 01日

『弥生朔日』

3月1日(木曜)。
朝、爆弾低気圧が通過。
急速に天気は回復。
午後、手賀沼へ出動。

弥生朔日に相応しい手賀沼の穏やかな風景。
『弥生朔日』_a0289546_09405200.jpg

「弥生(やよい)」は「弥生(いやおい)」が転じた陰暦3月の異称。
「弥生(いやおい)」とは、「弥(いや)」は「いよいよ」、「生(おい)」は「生い茂る」で、草木がいよいよ生い茂るとの意。

「弥生時代」の「弥生」の由来。
この「弥生」は、1884年(明治17年)に東京府本郷区向ヶ岡弥生町(現在の東京都文京区弥生)の貝塚で発見された土器が、発見地に因み、弥生式土器と呼ばれたことに由来する。
当初は、弥生式土器の使われた時代ということで「弥生式時代」と呼ばれていたが、徐々に「式」を省略する呼称が一般的となり、「弥生時代」と呼ぶようになった。

文京区の「弥生」の由来。
江戸時代に水戸藩の中屋敷と播磨小笠原藩の下屋敷があったのを明治新政府が没収し、町名を向ヶ丘弥生町とした。
その名の由来は上野の忍ヶ岡に対する向ヶ丘の一部であることと、水戸藩中屋敷に建てられていた歌碑にある徳川斉昭の和歌『名にしおふ春に向ふが岡なれば世にたぐひなきはなの影かな』の前段詞書に弥生(3月)を詠んだとあることに因んでいる。

弥生朔日でもあり、「弥生」にまつわるあれこれを綴ってみた。

フォト:2018年3月1日


by ryujincho | 2018-03-01 23:31 | 街歩き、村歩き、ポタリング | Comments(0)


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