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龍人鳥の徒然フォト日記

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2016年 03月 20日

『手賀沼鳥見いろいろ 2016.3.17/毎度のパターンの巻(上)』 ttm-2

第1話では『カワセミ遭遇、新記録達成!』について綴った。
第2話では、毎度のパターンでの手賀沼鳥見いろいろを綴ってみたい。

3月17日、晴れ。
鳥見ポタリング日和。
手賀沼北岸の中程から反時計回りで走る。

手賀沼トラスト/菜の花畑のイベント準備、完了。
立て札には何が書かれているのかな?
夏のヒマワリ迷路ではクイズが書かれていたなあ...。
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かわせみ池に立ち寄る。
ここ暫く、カワセミと並んでこの池の主のような存在となっているダイサギを眺める。
定位置、枝垂れ柳の脇での三態。
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真打ち、登場。
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真打ちは池の周囲の枝々に数度移動し、対岸の茂みの中に入った。

ダイサギが定位置の枝垂れ柳脇から動き出し、餌捕りの構え。
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こちらもズーム・アップして、捕食シーン撮影の構えをしようとしたその瞬間、長い首が伸び、長いくちばしは水中へ。
大物、ゲット!
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丸飲みした魚で膨らんだ長い首を撮ろうとしたが、下手!ピンボケ!(しかし、記録として掲載)。
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再び、真打ち、登場するも、超・枝かぶり。
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かわせみ池から手賀沼最西端へ。
jitensha で走りながら、横目で土手の低木を眺める。
いた!
土手下に下りて、50回ばかりシャッターを切る。
ファインダーを通してカワセミと会話しながら、シャッターを切るだけで楽しいのである。
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この低木はニュー・カワセミ・スポット。
これまでここでカワセミを見たことはなかったが、今年に入って何度かこの低木に止まるカワセミに遭遇し、ニュー・スポットとなったのだ。
ダイビングするも、餌を捕り損ね、元の枝に戻るのが恥ずかしかったのか、対岸に向かって飛んで行った。

ニュー・カワセミ・スポットから100メートルも離れていない土手下の潅木を横目に見ながら走る。
潅木の枝で何か動くものが見えたので、jitensha を止めた。
シジュウカラが花芽を食べていた。
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潅木の根っこの辺りにも動くものが見える。
オオジュリンが葦の茎を突っついていた。
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『手賀沼鳥見いろいろ 2016.3.17/毎度のパターンの巻(上)』 ttm-2_a0289546_115047100.jpg
この潅木は面白い影を描いているし、鳥見もさせてくれたことでもあり、記念として(???)、潅木の全体像を撮っておいてやろうとカメラを向けたところ、チ、チ、チ、チッという鳴き声と共にカワセミが現れた。
カワセミも一緒に、潅木の全体像をカメラに収めた。
カワセミは、ちっちゃく、ちっちゃく、シルエットで写っている。
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更にメスも登場し、更に更に、右手方向から別のオスが飛んで来て、潅木に止まっていたオスが出動し、空中戦を演じ、どちらが勝ったかは定かではないが、空中戦に勝利したオスが枝に戻り、雌雄のお見合いとなった。
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これらのことは、第1話の『カワセミ遭遇、新記録樹立!の巻』で、縷々、綴った通りである。

カワセミが現れた頃、一人に御老体も現れた。
「狙いは何ですか?珍しい鳥ですか?」。
「狙いは鳥です。珍しい鳥に越したことはありませんが、鳥たちに甲乙はつけないことにしていますんで、どんな鳥でも」と答え、更に続けて、「ここで、シジュウカラ、オオジュリンを撮っていたら、カワセミが鳴きながら飛んで来て、今、それを」。
「カワセミといえば、さっき、橋の向こうにいましたね」。
「それが飛んで来たのかもしれませんね。で、今、2羽、いるんです。多分、オスとメスです」。
そんな会話をしていたところに、鳥見ガールが登場。
「お嬢さんはこの近所?」と御老体。
「いいえ、習志野の谷津干潟の辺りです」。
「谷津干潟も鳥見のメッカでしょう」と小生。
「そうなんですけど、谷津干潟ばかりではと思い、初めて手賀沼に来ました。手賀沼は鳥が多いですね」。
「今は以前ほどではない」と言いかけたところに、チ、チ、チ、チッともう1羽が右手方向から登場。
枝に止まっていた1羽が飛び立ち、空中戦に。
どちらが勝ったかは不明なるも、勝った1羽が枝に戻って来て、メスと思しきカワセミのいる近くに止まった。
決して「以前ほどではない」とは言い難い状況となり、どちらかというと自慢げな方向に。
「ここでオスがダイビングして、餌を捕り、メスに餌渡しをしたらいいですけど、今日のところはお見合いだけみたいです。直ぐそこの公園の池はカワセミがよく登場し、舞台と呼んでいるんですけど、横に張り出した枝があり、その上でオスからメスへの餌渡しを見ることが出来るんです。今日、餌渡しがあるかどうかは別にして、カワセミの登場の確率が高い池ですので、是非、そちらの方も」と、年甲斐もなく、力説してしまった。

手賀沼一周カワセミ遭遇回数、三度、都合5羽、最短区間で、という新記録を早々と達成でき、心置きなくこの場を離れ、手賀沼南岸へ向かったのであった。

フォト:2016年3月17日

(つづく)

by ryujincho | 2016-03-20 23:43 | 鳥見雑記 | Comments(0)


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