瀬戸内海の島の<消し込み>。
今回は、志々島と粟島。
宮の下港(四国本土)から連絡船で志々島へ。
志々島は、樹齢1000年の大楠の島。
そして、我が敬愛する柳田國男が民俗学のテーマとして取り上げた、「葬地」と「祭地」を分ける両墓制習俗を持つ島。
更に申せば、寅さんシリーズ第46作「男はつらいよ 寅次郎の縁談」のロケ地にもなった島。
志々島から粟島へ。
連絡船の便はそう多くはないので、海上タクシーを利用。
海上タクシーは、3年前、ハリポタ創設5周年記念で燧灘に浮かぶ豊島を訪ねる際に利用して以来、二度目のことである。
粟島は船のプロペラのような形をした島。
レンタル・ママチャリで島めぐり。
漂流郵便局を訪ねたり、明治30年創立の国立粟島海員学校の洋風建築を眺めたり、八幡宮の扁額が掛かった浜辺の鳥居を眺めたり...。
粟島から連絡船で須田港(四国本土)へ。
フォト:2015年11月4日