手賀沼北岸、「水の館」前のベンチで jitensha を止めて休憩。
休憩しているだけでは勿体ないので、ベンチ脇の木を上から下へと目を凝らして見てみた。。
10mmかそれにも満たない、小さな虫が幹にいるのが目に入った。
カメムシの一種であることは分かるが、名前は分からない。
昆虫図鑑を紐解いてみた。
特徴は暗褐色に細かい斑点だ。
クサキカメムシ(臭木亀虫)と判定。
カメムシといえば、7、8年前に、こんなことがあった。
或る旅籠に泊まった。
チェック・インの際、ガムテープを渡された。
「カメムシが部屋の中に入り込んでいます。触ったり、潰したりすると臭いので、このガムテープで軽く貼り付けてください。お客様にお願いするのは恐縮ですが、よろしくお願いします」と。
部屋に入ったら、居るわ、居るわ、床に、テーブルに、壁に、天井に、洗面所に、風呂場に...。
早速、ガムテープ大作戦を開始した。
ティッシュ・ペーパーなどで摘まむよりガムテープの方がずっと楽だ。
カメムシが部屋に入り込んでいるのは異常発生でもしたからであろうとその時は思っていたが、今回の昆虫図鑑調べで「越冬場所に人家が選ばれることがある」と書かれてあった。
そういえば、ガムテープ大作戦は、冬も間近の11月のことであった。
フォト:2014年7月15日、手賀沼北岸にて