几号水準点の"落穂拾い"で都内に出掛けた。
都心での鳥見も兼ねてのポタリングである。
携行しているカメラは、勝負カメラ+18-270mm交換レンズ《多無論くん》である。
千代田線大手町駅まで輪行。
桜田門で几号水準点の"落穂拾い"ののち、日比谷公園に立ち寄より、心字池で鳥見をした。
市ヶ谷見附東/路上の几号水準点、大京町/路傍の几号水準点、三田綱坂/路上の几号水準点(ここは、矢張り、見当たらず)を巡ったのち、再び、千代田線大手町駅に向う。
1月に和田倉濠でキンクロハジロを見たので、今回もキンクロハジロがいないかと思いながら、濠に沿って走った。
馬場先濠でキンクロハジロが数羽、泳いでいる姿が目に入った。
これを眺めようと、jitensha を止める。
キンクロハジロに加え、濠の縁石にカワウとカモメもいる。
そして、濠の中では大きなコイが泳いでいる。
この狭い区画に動物数種のオン・パレードだ。
キンクロハジロの列。
三角形を描くキンクロハジロ。
1羽をアップで。
金色の目と冠羽がカワユイ!
虹彩は黄色(金色にも見える)、頭、背中、胸は黒色、腹は白色(雌は褐色)、翼も黒色だが、風切部分は白色。
こうした配色から、キンクロハジロ(金黒羽白)と名付けられたとのことだ。
こうした配色以上に特徴的なのが後頭部の冠羽である。
羽冠は雌雄ともにあるが、雄の方が少し長いとのことだ。
カワウに目を転じる。
羽を乾かす姿は何とものんびりとしているが、それに反して、顔立ちは精悍である。
青味がかった目が印象的である。
午前は日比谷公園で、午後は馬場先濠の濠端で鳥見を愉しんだ。
至近距離で水鳥を見ることが出来るこの辺りは、差し詰め、《千代田野鳥園》である。
次回、都心での鳥見の際には、50-500mmの交換レンズ《獅熊くん》を連れて来ることにしよう。
フォト:2013年4月8日
(完)