2013年 01月 31日
先日、松柏木師匠から頂戴した《F&M紅茶缶風防》の横っ腹の全面開口部に少し覆いを設け、改良型とした。 更に、有馬炭酸煎餅の空き缶と番線を利用した《番線五徳付き有馬炭酸煎餅缶風防》を拵えた。 本日、その燃焼試験を行った。 いつもは、手賀沼燃焼試験場で行うのだが、今回は諸般の事情により、屋敷近くのミニ公園のベンチ&テーブルにて行った。 気温は低いが、風は強くない。 試験は悪条件の下で行う方がよいと思っているが、それに拘る必要はないとも思っている。 先ず、《F&M紅茶缶風防》改良型の燃焼試験を行った。 改良前は、缶の横っ腹の一面が全開口となっており、風の強いときに熱が溜まらず、効率が悪いようなので、一部を平板で覆うことで改善を図ったのであった。。 アサヒクリア・アルミ缶製アルコール焜炉を入れてやる。 五徳は、百均で購った携帯用蚊取線香入れの上の部分をお試しとして使ってみることにした。 モンベル製チタン・カップに水を入れ、置いてやる。 平板の素材に使った、緑茶空き缶の塗料が燃えているようである。 更に、上の方からも炎が漏れている。 カップを外して見てみたところ、蚊取線香入れのグラスウールネットが赤くなっている。 燃えているようだ。 緑茶空き缶の塗料は燃え尽きたようで、外側で燃える、変な炎は止まった。 沸騰はしていなかったが、結構、熱くて、フーフーしながら飲んだ。 美味! 沸騰の件は、第4話でまとめて綴ることとした。 蚊取線香入れが冷えたところで、これをチェックしてみた。 焼けて、脱落した欠片がこれだ。 グラスウールって、そんな程度のものかなあとの疑問は残るが、用途外で使っているので、文句は言えない。 そういうこともあろうということのための、使用試験でもある。 グラスウールが燃えたことの外、F&M紅茶缶の上面にぴったりとくっついた状態となるので、隙間がなく、五徳の役割を半減しているようでもあった。 グラスウールと缶にぴったりとくっつき過ぎるという2点から、携帯用蚊取線香入れの五徳への応用は不可との結論となった。 師匠がこれを買い求めてはいかんと思い、試験現場からケータイ糸電話でその旨を伝えた。 緑茶缶の塗料は見事に燃えている。 いい感じの黒色になっている。 《F&M紅茶缶風防》は結構な渋さを放つ《御道具》となった。 緑茶缶の焼け焦げは、のちのち、パラパラと剥げ落ちるかもしれないが...。 次は、《番線五徳付き有馬炭酸煎餅缶風防》の燃焼試験である。 フォト:2013年1月31日 (つづく)
by ryujincho
| 2013-01-31 23:23
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Comments(2)
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brompton_2006 at 2013-02-01 11:19
蚊取り線香五徳は不採用に決定ですね。
この緑茶缶板をはりつけて、熱効率はよくなったことでしょう。 F&M、銀色にええ色してます。
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ryujincho at 2013-02-01 16:48
松柏木殿
携帯用蚊取線香入れは、アカンかったです。 但し、グラスウールネットを全部、外して、裏返して使えるんとちゃうか、そやけど、缶の上部にピタッとくっついてしまうんで、この金物の側面に穴を開けたRどやろか、そやけど、ステンレスやから、ちょっと、難しいかも、と、只今、思案中です。 F&M紅茶缶の今回の手直しで、紅茶缶を活用した風防の設計図はクリアになりました。 内側の銀色鏡面仕上げ(???)は、熱のええ反射板になっていると思われます。 |
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