龍人鳥の徒然フォト日記

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カテゴリ:東欧の旅( 8 )


2013年 06月 04日

『東欧自転車事情』 eeb-8

5月24日。
プリトヴィッツェからグラーツへ向う途中、ザグレブに立ち寄る。
ザグレブ(Zagreb)。
申すまでもなきことながら、クロアチアの首都。
一時期、オーストリア=ハンガリー帝国の一部でもあったことから、街並みは「小ウィーン」とも呼ばれるとのこと。
確かにその雰囲気が漂っている。

バイク・ショップ/車窓から。
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駐輪風景/車窓から。
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大聖堂広場前で出遭ったクロス・バイク。
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イエラチッチ広場で出遭った、こちら目線の"Wheeler"おじさん。
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”Wheeler”。
日本では馴染みのないブランドのように思えるが、今回の旅では、このブランドの自転車をよく見掛けた。
調べてみた。
Wheeler Industrial Co., Ltd.。
オフ・ロード、オン・ロードの何れも製造している台湾のメーカーであった。

聖マルコ教会へ向う坂道で出遭った、ブレーキ&両足コントロールのジテンシャ娘さん。
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"Rosenburger"。
ザグレブからグラーツへ向う途中、"Rosenburger"なるカフェに立ち寄る。
以前、何処かで立ち寄ったことのある店と同じ名前である。
昨年秋の中欧の旅で立ち寄ったことのある、コーヒー&軽食のチェーン店であった。
このチェーン店で面白いのは、土産に陶器のマグカップをくれることである。
昨年は、秋らしく、木の実が描かれたカップを貰った。
今回は、初夏らしく、バラの花が描かれたカップであった。
おっと、コーヒー・チェーン店やコーヒー・カップの話に脱線しそうになった。
話題を自転車に戻そう。
店の壁に飾られていた自転車のポスター。
"HOWE BICYCLES, TRICYCLES”。
bi 「2つの」- cycle 「輪」、tri 「3つの」- cycle 「輪」の文字が並んでいる。
由来好き、語源好きの小生にとって、目を惹かれるポスターである。
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英国の自転車メーカーの名前の下に"BOULEVARD DE SEBASTOPOL/PARIS"とある。
ヨーロッパの町を歩いていると、"BOULEVARD"の文字を時々みる。
元はフランス語で「ブールバール」、英語圏では「ブールバード」。
元々の意味は城壁上の通路であったのが、今では大通りを指す言葉となったとのことである。
ポスターは、図柄は勿論のこと、一文字、一文字を仔細に見ていくとなかなか面白い。

"BICYCLES, TRICYCLES"のポスターを以て、「東欧自転車事情」の〆としたいが、最後に所感を綴っておかねばならないだろう。
ポタリングは一粒で三度美味しい。
即ち、自ら、企画し、実行し、そして、ブログを綴る。
旅行社が企画した旅は、ポタリングに比べると面白さに欠ける。
しかし、それでは大枚の路銀を払っての旅行が勿体無い。
自転車で町を走る人たち、自転車で旅をする人たちを眺めることで、自ら、自転車に乗っているかの如き錯覚に陥って、面白さを作り出すことも出来る。
「自転車のある風景」をカメラに収めながらの今回の旅で、そうした気分も味わえたのであった。
本ブログに登場して戴いた皆さんに、"Hvala(フヴァラ)"の意を表したい。

フォト:2013年5月24日

(完)
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by ryujincho | 2013-06-04 14:57 | 東欧の旅 | Comments(2)
2013年 06月 02日

『東欧自転車事情』 eeb-7

5月23日。
モスタル(Mostar)。
ボスニア・ヘルツェゴビナ南部の町。
ネレトヴァ川に架かる、橋脚を一本も持たない石橋、スタリ・モスト(世界遺産)が観光の目玉。
15世紀、オスマン・トルコの建築家が築いた橋だ。
まるでトルコにいるような感じの町でもある。
雨天のせいか、自転車を見ることはなかった。

モスタルからクロアチア/プリトヴィッツェへの移動の途中に立ち寄ったドライブインで出遭った、二人衆。
午後7時頃、この日の気温は低く、寒そうであった。
=photo by kazusayome=
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5月24日。
クロアチア/プリトヴィッツェ湖群国立公園。
カルスト台地の渓谷に大小16の湖が連なり、92ヶ所の滝で結ばれている壮大な国立公園である。
下流の下湖群から上流の上湖群まで木道を辿りながら、標高差にして150mの道をハイキング。
入り口から遊歩道までは3両連結の電気バスで。
ここでは自転車は出遭わなかったので、その代わりに電気バスを。
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フォト:2013年5月24日

(つづく)
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by ryujincho | 2013-06-02 23:38 | 東欧の旅 | Comments(0)
2013年 05月 31日

『東欧自転車事情』 eeb-6

5月22日。
ドゥブロヴニク(Dubrovnik)。
クロアチア南部の飛地にある町。
旧市街は「アドリア海の真珠」とも謳われる美しい町並み。
世界遺産でもある。
旧市街は四方を城壁で囲まれており、一周約2kmある城壁の上は遊歩道となっており、いろんな角度から旧市街を眺めることが出来る。

遊覧船からの眺め。
自転車に代えて、城壁の外を進む乳母車/ダイゴローちゃん。
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東の城壁入り口で出遭った、ブロンプトンおばあちゃん。
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このプロンプトンがドゥブロヴニクで出遭った唯一の自転車であり、且つ、今回の旅で出遭った唯一の小径車(子供用自転車を除く)であった。

スルジ山行きのロープウェイ乗り場に向う途中で面白いものを見た。
四輪駐車風景/その1。
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流石、メルセデス・ベンツの超小型車"スマート"だなあと思う一方、前後の乗用車が出るときはちょっと苦労するだろうなあと要らぬ心配も。

四輪駐車風景/その2。
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これも、メルセデス・ベンツの超小型車"スマート"。
ここは有料駐車場のようで、黄色い金具はストッパーのようだ。
"スマート"は黄色いストッパーに掛かっていないので無料なのかも。
この二つの駐車風景は、何でもお堅い日本と違ってと思わざるを得ない、スマートな光景だ。

フォト:2013年5月22日

(つづく)
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by ryujincho | 2013-05-31 10:19 | 東欧の旅 | Comments(0)
2013年 05月 30日

『東欧自転車事情』 eeb-5

5月21日。
トロギール(クロアチア)から、今回の旅の最南端、モンテネグロのコトルへ向う。
今回の旅で、クロアチアの南部は飛地となっていることを初めて知った。
即ち、アドリア海沿岸から見ると、クロアチア、ボスニア(ネレトヴァ川河口、海岸線にして僅か9kmだけ)、クロアチアの飛地、モンテネグロの並びとなっている。

アドリア海に落ち込む石灰岩の崖が連なる道を走る。
50kmもの断崖が連なる、アドリア海屈指の景観のひとつであるマカルスカ・リビエラを眺めながら一服する。
そのとき、出遭ったランドナー二人衆。
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ナビが装備されている。
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コンポを拝見。
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ランドナー二人衆のひとり、タトゥーの女性。
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ローマから来たという。
イタリア半島を横断して、アドリア海をフェリーで渡って来たのか、イタリア半島を北上し、スロヴェニアを経由して来たのか、そこまでは聞かなかった。

クロアチアからボスニアとクロアチアの南部飛地を経て、モンテネグロのコトルに。
時間短縮のため、アドリア海に深く入り込んだコトル湾をぐるっと回ることなく、フェリーで横断。
時刻表はないという。
ほぼ、満船になったら出航するという。
通い慣れたフェリーに乗るような気分。
何故なら、幾度も通うしまなみ海道ポタリングの際の、尾道/向島間のフェリーに似ているからである。
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コトル(Kotr)。
ヴェネツィア共和国時代に築かれた城壁に囲まれた旧市街が美しい町。
「コトルの自然と文化歴史地域」として世界遺産に登録されている。
自転車には遭遇しなかったが、その代わりにこれを。
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旧市街を巡り、再び、フェリーでコトル湾を横断。
向島から尾道へ向う面持ち。
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国名「モンテネグロ」はヴェネチア語で、意味は「黒い山」。
アドリア海を南下すると途中で石灰岩の山に、そして、モンテネグロ付近になると緑の山に。
「黒い山」は山が黒いのではなく、黒に見えるくらいに緑が濃いということである。

フォト:2013年5月21日

(つづく)
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by ryujincho | 2013-05-30 21:51 | 東欧の旅 | Comments(2)
2013年 05月 29日

『東欧自転車事情』 eeb-4

5月20日。
クルカ国立公園(National Park Krka)。
クルカ国立公園は、クルカ川の流域にある国立公園。
カルスト台地と相まって形成された湖と滝が連なる。
スクラディンの滝は800m程の流域に17段の滝が連なっている。
上段から下段まで、水の流れの上に設けられた木道を歩む。
自然の造形は圧巻!
自転車は見掛けなかった。
その代わりに(???)、自転車と同じく車輪のある《古い水車小屋の荷車》を掲載しておこう。
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クルカ国立公園から南下し、スプリットの町へ。
スプリット(Split)。
スプリットの歴史地区は世界遺産。
ディオクレティアヌス宮殿跡や旧市街、円形前庭でのアカペラなどを楽しんだ。

西日が眩しい夕方の5時半、手を翳して海を眺める、ジテンシャおじさん(青年?)。
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市内バスと、ジテンシャたち。
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アドリア海を巡るフェリーと、ジテンシャたち。
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フォト:2013年5月20日

(つづく)
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by ryujincho | 2013-05-29 23:58 | 東欧の旅 | Comments(0)
2013年 05月 29日

『東欧自転車事情』 eeb-3

5月18日、クロワチア/イストラ半島の三つの町、ポレッチ、ロヴィニ、プーラを巡った。
多くの自転車に遭遇したポレッチの町に続き、ロヴィニの町を訪れた。

ロヴィニ(Rovinj)。
ロヴイニは、元々、島に築かれた町であったが、その後、海峡が埋められ、本土の一部となったとのことである。
趣きのある狭い石畳の通りを抜け、坂道を上ると、丘の上に聖エウフェミヤ聖堂が聳える。
聖堂前広場で出遭ったジテンシャ親子さん。
お嬢ちゃんは、あの石畳の坂道を自転車に乗ったまま上って来たのであろうか、それとも「押し」で上って来たのであろうか、そんなことを思いながらジテンシャ親子さんの姿を眺めた。
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聖堂から石畳の道を下り、ヴェネチア共和国時代に築かれたバルビ門に向う途中に出遭ったBMX。、
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バルビ門の近くで、先ほど、丘の上の聖堂前広場で出遭ったジテンシャ親子さんに再び遭遇。
石畳の下り坂はお嬢ちゃんには無理だったのか、観光客に迷惑が掛かるからであろうか、「押し」であった。
お母さんのザックは deuter であった。
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バルビ門を抜けると、丘で消え失せていたお父さんも現れた。
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昨年の夏、ハリポタ藩の面々で越知川名水街道を自転車で下った際、御典医殿の孫の杏ちゃんはしっかりと20kmを下ったことと重ね合わせ、このジテンシャ親子さんを眺めたのであった。

ロヴィニから、イストラ半島、三つ目の町、プーラを訪れた。
プーラ(Pula)。
この町は古代ローマ時代からこの地域の行政の中心地であり、ワイン醸造、漁業、造船業、観光業などが盛んな町で、古代ローマ時代に築かれた円形競技場や旧市街が観光の目玉になっている。

旧市街で出遭った、ジテンシャ・カップル。
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人通りの多いところでは「押し」。
これは、我々、自転車愛好家は見習わねばならないことであろう。

アウグストゥス神殿の脇で自転車と乗り物に興じる幼子二人。
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造船所の脇を通過する三入衆。
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クロアチアに大型船を建造する造船所があるとは知らなかった。
その昔、プーラはオーストリア=ハンガリー帝国海軍艦隊の軍港であったことからも頷けることだ。
造船に携わったものとして不覚であったが、今回の旅で知らぬままに終わらなかったことに感謝だ。
余談ながら、ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐はオーストリア=ハンガリー帝国海軍の退役軍人である。

フォト:2013年5月19日

(つづく)
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by ryujincho | 2013-05-29 07:59 | 東欧の旅 | Comments(2)
2013年 05月 28日

『東欧自転車事情』 eeb-2

5月18日、スロヴェニア/ブリット湖とポストイナ鍾乳洞を巡り、翌19日、クロアチアに入る。
クロアチアは地図を見ると鳥の形によく似ている。
イストラ半島が頭、アドリア海沿岸が胴体、首都ザグレブがある内陸部が翼となる。
この日は、イストラ半島の三つの町、ポレッチ、ロヴィニ、プーラを巡る。

ポレッチ(Porec)。
ローマ帝国時代の遺跡が残る港町。
そして、世界遺産の、金色のモザイクで彩られたエウフラシウス・バシリカ教会が見られる町でもある。
そのポレッチで、随分と多くの自転車を見た。
それらの中で幾つかをハイライト的に。
KUOTA。
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男性二人、女性一人の、ロード三人衆。
ITALIAのロゴの入った揃いのウエアを身に纏っている。
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ポレッチの町は、丁度、選挙を控えていた頃で、あちらこちらに候補者のポスターが。

こちらは、おしゃれな、ジテンシャお嬢ちゃん。
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こちらは、お父さんと少年の、ジテンシャ親子さん。
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真っ赤なウエアのロード三人衆と、乳母車親子さん四人衆(二人+0.5人x2 かな?)。
ロード三人衆は、CA.RI.FE. のロゴ(調べてみたが、意味はよく分からない)の入った揃いのウエアを身に纏っている。
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パパ・チャリとチャイルドシート・ボーイ。
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カフェ・ママとカフェ・ボーイ。
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フォト:2013年5月19日

(つづく)
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by ryujincho | 2013-05-28 13:22 | 東欧の旅 | Comments(2)
2013年 05月 27日

『東欧自転車事情』 eeb-1

5月中旬から下旬に掛け、東欧を旅した。
名所旧跡の外、自転車にも目が向くのは自然の成り行き。
ここに「東欧自転車事情」を残しておくこととしたい。
なお、昨年の秋、中欧の旅に出掛け、「中欧自転車事情」を綴るつもりであったが、立ち寄り先で見た自転車に加え、バスの車窓から見た自転車にまで手を伸ばしてしまい、撮影枚数はボーダイなものとなったことから手付かず状態となってしまった。
一方、今般、東欧の旅に出掛けるに際しては、中欧の二の舞にならぬよう、撮影枚数は程々に押さえる固い決意(???)のもとに自転車を眺めた。

5月18日、スロヴェニア/ブレッドにて。
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乗用車のルーフやキャンピング・カーの後部に自転車を積んでいるのはドイツ人が多いといわれている。
ということなので、ナンバー・プレートを見てみた。
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ナンバー・プレートの左端のEUのマークの下に”D”の文字が。
やっぱり、ドイツの車であった。

ホテルからブレッド湖まで朝サン。
レンタル自転車があった。
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店先には、こんな看板が掲げられていた。
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バイク・トリップもよいが、カヤックもやってみたいなあと思いながら看板を眺めた。
それもままならぬ、あてがいぶちのツアーであることに恨めしさを感じるが、「下見」と思って我慢、我慢。

ホテルに戻ると、玄関先で自転車の御一党さんがわんさかと。
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ツアーにはブレッド湖の小さな島に手漕ぎの乗り合いボート(漕ぎ手は現地の青年)で渡る企画があった。
その手漕ぎボートに乗りながら湖畔を眺めていると、自転車で気持ちよさそうに走っている人たちがいた。
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小生のホーム・コース、テーガヌーマ湖(別名、手賀沼)を重ね合わせながら、これを眺めた。

フォト:2013年5月18日

(つづく)
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by ryujincho | 2013-05-27 23:58 | 東欧の旅 | Comments(2)