龍人鳥の徒然フォト日記

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カテゴリ:昆虫少年交遊録(2014年~)( 9 )


2016年 07月 31日

『昆虫少年の木 2016.7.31』

7月31日(日曜)。
今夏、初めて、早朝ポタリングに出掛けた。
夏休みの日曜でもあり、かわせみ池近くの雑木林の中で、ひょっとしたら、昆虫少年ファミリーに会えるかもしれないと思いながら。

5:10 a.m.、朝日に受ける<昆虫少年の木>。
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陽のあたる幹の裏側は、例年、<昆虫酒場>状態なのだが、甲虫類は全く集まっていない。
陽のあたる幹にとまるアブラゼミでお茶を濁す(といっては、アブラゼミに失礼かな?)。
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5:13 a.m.の朝日。
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昆虫少年ファミリーさんは来ていないかと周囲を見渡すが、その様子はない。
昆虫少年ファミリーどころか、虫捕りをする人の姿が全くない。
今夏の異変か!?

早朝の、かわせみ池を眺める。
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フォト:2016年7月31日
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by ryujincho | 2016-07-31 23:51 | 昆虫少年交遊録(2014年~) | Comments(0)
2015年 12月 04日

『昆虫少年交遊録/昆虫少年の木が伐採されちまった!』

11月30日(月曜)、かわせみ池に散歩に出掛けた。
何だか様子が違う。
”昆虫少年の木”が伐採されていることに気付いた。
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昨夏、今夏と2年続けて、かわせみ池で出遭った昆虫が大好き、昆虫の知識豊富、歩く昆虫図鑑のような少年と一緒にクヌギの木の樹液に集まる虫たちを観察、少年は網や手掴みで虫取り、小生はカメラで虫撮りをしており、今回、伐採されてしまったクヌギの木はそのうちの一本なのであった。

かわせみ池を半周したところで、「あの木の上から3分の1のところで切って降ろして、次、また3分の1のところで...」と造園業者さん3人が集まって伐採の手順を打ち合わせしている声が聞こえた。

「あっちのクヌギの木が伐採されてしまっていますが、虫食いにでもなったのでしょうか」。
「いえ、虫食いではありません。木と木が干渉し合っているものは伐採して欲しいという市の依頼で先週土曜に伐採したのです」。
「あの木は夏になると特によく虫が集まる木なんで、大事な木だったんです」。
「市の指示はサクラの木は残すように、ということなんです。切るのはサクラの木以外の木を、ということなんです」。
「市の指示なら皆さんに文句を言っても仕方ないですね」。
「市は予算があるときはどんどん植樹。しかも、無計画に。で、木が育つと干渉し合うということに。今や予算は厳しいですから、こんな立派な公園を作ることは出来ません」。
「そこの橋の袂のクヌギの木は切るんですか」。
「夏、スズメバチがよく来る木ですね」。
「そうです」。
「あれを切る計画はありません」。
「あのクヌギの木も樹液をいっぱい出すんで、虫がよく集まる木なんです。よろしく頼みます」。

明治神宮の内苑・外苑の森は計画的に植樹され、100年を経た今、立派な森が形成されている。
一方、当地の公園では、大きく育ち、且つ、昆虫たちのサンクチュアリとなっており、更に夏場は人間さまが休息する木陰をも作ってくれるクヌギの木を、よくもまあ、ばっさりと切ってしまったものだ。
まさにお役所仕事とはこのことであろう。

来夏、昆虫少年クンとここでまた遭うことであろう。
昆虫少年クンはがっかりするかもしれない。
今から、どう説明するか考えておきたい。

この日はカメラを携行していなかったので、後日、切り株を撮影した。

フォト:2015年12月4日
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by ryujincho | 2015-12-04 23:58 | 昆虫少年交遊録(2014年~) | Comments(0)
2015年 08月 09日

『昆虫少年交遊録/今年二度目の遭遇の巻』 ib-2

8月9日(日曜)。
早朝ポタリング兼<虫撮り>で手賀沼に出掛ける。
先ず、かわせみ池近くのクヌギ林に立ち寄る。
昆虫少年ファミリーに遭遇する。
6月28日以来のことである。

少年は虫捕りに余念がない。
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お父さんはベンチで仮眠中。
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「坊や、おはよう」。
「おはようございます。ケースの中の虫、写真に撮りますか。今日は少ないですけど」。
「撮らせて貰いましょう」。
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カブトムシ(♂) x 1、カブトムシ(♀) x 1、クワガタ x 1、コクワガタ x 2。

どの虫をどの木で捕ったか、樹木を1本ずつ案内してくれた。
「今年は、サトキマダラヒカゲとコムラサキはいるんだけど、アカボシゴマダラは見掛ないね」。
「アカボシゴマダラは10時頃から出て来ます。温度が上がってから出て来ます」。
「なるほど。いつも、朝早くしかここに来ていないので、見掛けないんですね」。
昆虫少年の本領発揮の発言あり。
そして、何処からかアカボシゴマダラの死骸を拾って来た。
益々、昆虫少年の本領発揮である。
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8月8日付けブログで「今年のクヌギ林の昆虫酒場は蝶の集まりが鈍い。今年、ここで見掛けたのは、サトキマダラヒカゲとコムラサキだけ。昨夏、毎度のように昆虫酒場に集まっていたアカボシゴマダラは皆無である」と綴ったが、これは訂正しておかねばならない。

お父さんが仮眠から覚醒。
「おはようございます」。
「おはようございます」。
「暗いうちから来ていたのですか」。
「夜中の3時から来ていました」。
「前回、会ったとき、荒川自然公園でオオムラサキが見られると教えて貰ったので、7月に行って来ました」。
「こちらも、前回、教えて貰った昆虫映画『アリのままでいたい』を見て来ました」。

そうこうしていたとき、別の親子さんが現れた。
小さな虫ケースにメスのカブトムシが入っている。
お爺さんが捕って来たものだという。
「オスのカブトムシをあげましょうか」と昆虫少年くん。
自分のケースからカブトムシのオスを取り出し、「これはあそこの樹液にいました」と解説しながらプレゼント。
更に言葉を続けて、「ベニスズメ」もいました、と。
カブトムシのオスを貰った坊やのお父さんから「ベニスズメ?」との確認の言葉。
「ベニスズメという名前の蛾です」と昆虫少年。
「昆虫博士ですね」とこのお父さんは歓心すること、しきり。

カブトムシ親子さんが去ったあと、昆虫少年のお父さん曰く、「学校でも昆虫博士と呼ばれているようです」。
「ということは、学校でもずーっと、虫の話をしているということなんでしょうね」。
「そうなんです。虫の話はそこまでにして、と先生に言われているそうです」。
「秀でているものがあるということはいいことです」。

昆虫少年は今年から小学1年生。
昨夏、出遭ったときは幼稚園の年長さんながら、いろんな昆虫の名前を知っており、且つ、机上のみならず、実際に虫を捕ったり、育てたりしている実践派なので、敬意を込めて『昆虫少年』と名付けた次第であるが、そろそろ『昆虫博士』に格上げせねばならないかもしれない。

虫捕りも得意だが、木登りも得意。
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お父さんから「桐生市に群馬昆虫の森というのがあります。自然の中で虫捕りも出来ますし、温室で南の蝶を見ることも出来ます。子供だけでなく、大人も楽しめます」という情報を貰った。
こちらからもお返しとして「時事通信に昆虫好きの記者さんがいまして、『昆虫記者のなるほど探訪』なる本を出しています。時事通信のホームページにもこの昆虫記者さんのコーナーがあります。結構、面白いので、ご参考まで」と伝えた。

群馬昆虫の森をネットで調べてみた。
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「群馬県立ぐんま昆虫の森」。
群馬県桐生市新里町鶴ヶ谷460-1
約48haの土地に里山を復元。
冨士山沼ゾーン・雑木林ゾーン・桑畑ゾーン・水田ゾーンの4つのゾーンを配し、出来るだけ自然環境に近い状態で多種にわたる昆虫を飼育している。
また、巨大なガラス張りの生態温室は建築家の安藤忠雄が手がけている。
また、昆虫観察館では自然観察プログラム・里山生活体験プログラム・館内体験プログラムが組まれたり、別館では図鑑や学会誌などが多く貯蔵されているフォローアップ学習コーナー、かやぶき民家がフィールド上にある。
亜熱帯を体感できるエリアの代表として西表島の自然が再現されている。
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興味深い施設である。
<ハウスもの>ながら、オオゴマダラに再び会える場所ということである。

「そろそろ、7時。樹液の出方も少なくなるので、そろそろ帰ろう」とお父さん。
「アカボシゴマダラを見てから帰りたいな。10時に出ているからそれから帰ろう」と昆虫少年。
そう言い残し、網を持って再び虫捕りに...。
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明日から8月も中旬。
昆虫少年の夏はまだまだ続くのである。
そして、<虫撮りGG>の季節も。

フォト:2015年8月9日
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by ryujincho | 2015-08-09 23:58 | 昆虫少年交遊録(2014年~) | Comments(2)
2015年 06月 30日

『昆虫少年交遊録/今年も出遭った!の巻』 ib-1

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本ブログは昨年、綴った
2014年8月15日付ブログ「昆虫少年交遊録/コムラサキの巻」 is-1 (7月26日の交遊)
2014年8月16日付ブログ「昆虫少年交友録/カブトムシの巻」 is-2 (7月27日の交遊)
2014年8月24日付ブログ「昆虫少年交遊録/三度目の遭遇の巻」 is-3 (8月 3日の交遊)
2014年8月31日付ブログ「昆虫少年交遊録/四度目の遭遇の巻」 is-4 (8月10日の交遊)
2014年9月 3日付ブログ「昆虫少年交遊録/mont-bell 製Tシャツの巻」 is-5 (8月12日の交遊)
の続編です。
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6月28日(日曜)。
梅雨の間の晴れ、jitensha に跨り、手賀沼周遊に出掛けた。
いつもの通り、カワセミの様子を見るため、先ず、かわせみ池に立ち寄る。

カワセミの姿あり。
いつにも増して Birder さんだらけ。
見慣れた顔ぶれに加え、見慣れぬ顔ぶれも。
常連さんに加え、newcomer も多数のよう。
こんなことは言うのも何だが、大勢で眺めるカワセミは何だか値打ちが下がるように思え、早々に次の立ち寄り場所へ。

次の立ち寄り場所もいつものパターン。
カワセミの次は虫。
クヌギ林の”昆虫少年の木”に立ち寄る。
すると、見慣れた顔が。
昨夏、しばしば、ここで出遭った"昆虫少年ファミリー"に遭遇したのであった。
"昆虫少年ファミリー"とは、お父さん、坊や、お嬢ちゃん、時々、お母さんも一緒のときもある、一家である。

「こんにちは」。
「こんにちは。1年ぶりですね」。
「家ではカブトムシが100匹くらいに。プラスチックの衣装箱、3個です。自然はやっぱりこの公園が一番です」。
以前、この近くに住んでいたのだが、今は都内に。
坊やのリクエストでこの公園に。
去年は夜中からの出動もあったと聞く。
子供さんの面倒見のよい、いいお父さんなのだ。

近くで虫取りに興じていた坊やが"昆虫少年の木"に戻って来た。
「さっき、ルリタテハがいました。サトキマダラヒカゲもいました」。
「5月頃から、この木(="昆虫少年の木")を眺めて来ました。最初はスズメバチだけ、次にサトキマダラヒカゲ、次にルリタテハが現れました」。
「ゴマダラは?」。
「ゴマダラはまだ見ていませんが、スジグロシロチョウを二度ばかり見ましたよ」。

「お父さん、カブトムシを探そう」との坊やの一声でクヌギの木を見上げる。
「あそこにいる」とお父さん。
"昆虫少年の木"の隣りの木の梢にカブトムシの姿が。
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このお父さんはカブトムシ探しの名人。
目が渋い小生にはなかなか難しいことだが、カブトムシ探しのベンキョーになる。

坊やは木登りを開始。
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お父さんから虫取り網を受け取り、カブトムシを見事、ゲット。

木から下りて来た坊やは、しばし、カブトムシで遊ぶ。
「坊や、ちょいと写真を撮らして。指でつまんでいて貰えばいいですよ」とリクエスト。
坊やはもっとサービスと思ったのか、"昆虫少年の木"の幹にカブトムシを這わせた。
カブトムシは幹をどんどん登り、蜜溜りまで登って行った。
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坊やは蜜溜りのカブトムシを眺め、ご満悦の様子。
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子供は子供は採ったカブトムシを放すことはしないのが普通と思うのだが、この坊やは家でカブトムシを飼っていることもあってか、採ったカブトムシに執着するようなことはなく、流石、"昆虫少年"だなと思う次第である。
昨夏もカブトムシを飛ばして遊んでいたこともあったし...。

昨夏のカブトムシで遊ぶ様子。
(2014年8月24日付ブログ「昆虫少年交遊録/三度目の遭遇の巻」 より抜粋)
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「坊や、カブトムシの写真が撮れました。有難う」。
「蜜、吸ってますか」。
「吸ってるようですよ。先週の『ダーウィンは来た』を見ましたか」。
「オオムラサキ、見ました!今日はハンミョウです」。
この日の夜の、ハンミョウ登場もご存知であったか、やっぱり、"昆虫少年"である。

お父さんからオオムラサキ情報も。
「オオムラサキと言えば、荒川自然公園の観察園でオオムラサキを育てていて、写真を撮りに来ている人もいました」と。

ホームページを見たところ、次の通りであった。
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「NPO法人オオムラサキを荒川の空に飛ばす会」が昆虫観察園横の飼育ゲージで、
国蝶のオオムラサキを育てています。
開園日時
平成27年6月13日(土曜)から平成27年7月26日(日曜)までの土曜・日曜・祝日(雨天中止) 
午前10時から午後4時まで
--------------------------
今年3月、石垣島のバンナ公園で<養殖もの>のオオゴマダラを見たことでもあり、<養殖もの>も大歓迎だ。
いい情報を頂戴した。

「アリが蝶々の羽を運んでる」とお嬢ちゃんも会話に参加。
このお嬢ちゃん、去年は赤ちゃん、赤ちゃんしていたが、1年が経った今、しっかりと皆との会話に参加。
子供の成長は早い、このお嬢ちゃんは"昆虫女子"になるのだろか。
楽しみだ。

お嬢ちゃんの「アリ」の言葉で思い出したことがあり、お父さんに映画情報を。
「7月11日から東映系で『アリのままでいたい』という映画が公開されます。公式ホームページで予告編を見ることが出来ます。3Dです。いろんな昆虫が登場する、面白そうな映画です」。
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坊やは虫捕り網を持って、かわせみ池近くの親水池でトンボ採りに。
その向こうにはカワセミ狙いの Birder さん達がわんさか。
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<記録>として、カワセミも。
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カブトムシにカワセミ、虫撮りに鳥見、忙しいことである。

「また、お遭いしましょう」と声を掛け、手賀沼一周に。
面白い雲の形を眺めながら...。
今夏も「昆虫少年交遊録」が楽しみだなあと思いながら...。
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フォト:2015年6月28日、かわせみ池近くのクヌギ林にて
フォト#5:2014年8月3日、同上
フォト#6:2015年6月10日、東京/丸の内TOEI にて
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by ryujincho | 2015-06-30 23:58 | 昆虫少年交遊録(2014年~) | Comments(0)
2014年 09月 03日

『昆虫少年交遊録/mont-bell 製Tシャツの巻』 is-5

(8月31日付ブログ『昆虫少年交遊録/四度目の遭遇の巻』 からの続き)

8月12日(火曜)。
朝6時、かわせみ池近くのクヌギ林へ。
手前の遊歩道の桜の幹にチョウが。
サトキマダラヒカゲと思うが、ひょっとしたらヤマキマダラヒカゲかも、と思い、シャッターを切る。
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後翅の根元の三つの斑紋から、「ヤマ」ではなく、「サト」だった。

クヌギ林の<昆虫少年の木>へ。
昆虫少年親子さんと遭遇。
前々日に遭ってから、中1日での遭遇。
「おはようございます」。
「おはようございます。今日も夜中からですか?」。
「そうなんです」。
「今日は火曜日。ということは、お父さんは夏休み」。
「盆休みで、今日まで休みなんです」。
「で、坊やと再びの虫捕りに。ご苦労さまです」。

「坊や、おはよう。さっき、あっちでこれを撮りましたよ」とカメラの液晶ビューで先ほどの蝶を。
「これはサトキマダラヒカゲです」。

「坊やは本当によく知っていますね。何故、これほどに?」
「最初は貝に興味を持ち、次に蝶に興味を。図鑑をずっと見ています」。
「勉強だけでは頭でっかち、虫捕りだけじゃ唯の遊びですが、机上で勉強、そして、虫捕りでフィールドワーク。素晴らしいですね」。
「ファーブルになれるでしょうか」。
「なれます。というよりも、もうなっているのでは」。
「いやー、子供のことですからどうなるか」。
「幼稚園の上級さんでしたね。ということは、来年は小学校。勉強せー、勉強せーと言うたらあきませんよ」。
「ええ、そのつもりですか、でも、言っちゃうでしょうね」。
「既に好きなものがあるんだから、将来が楽しみですね」。

「坊や、ちょっと、背中の写真を撮らせてくださいな。mont-bell のロゴを」。
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「前から気になっていたんですよ。ライトグリーンの、胸にクワガタムシとカミキリムシのTシャツが。今日、mont-bell 製であることが分かりました」。
「息子にとっては、虫捕りの勝負服です」。
「mon-bell にこんなTシャツがあるんですね。私も jitensha の装束は mont-bellがメイン。最近は、ユニクロ、メインですが...」。
「このTシャツが欲しい、欲しいというもんで。子供のTシャツでも3000円くらいするんです」。
「mont-bell ですからね。私は渋谷か恵比寿の mont-bell の店で買うことが多いのですが」。
「これは越谷レイクタウンで買いました」。
「越谷レイクタウンにも店があるんですね。車で行くなら便利ですね。いいことを聞きました」。

その後も、かわせみ池近くのクヌギ林に<虫撮り>に日参。
殊に、土日曜は、昆虫少年親子さんと遭えるかもと思いながら。
しかし、お父さんが多忙なのかもしれず、8月12日以降は遭えていない。
未来のファーブルくんが元気に過ごしていることを祈りながら、先ずは、五話をもって連載を終えたい。

フォト:2014年8月12日、かわせみ池近くにて

=備忘録=
7月26日、第1回遭遇(8月15日付ブログ「昆虫少年交遊録/コムラサキの巻」)
7月27日、第2回遭遇(8月16日付ブログ「昆虫少年交友録/カブトムシの巻」)
8月 3日、第3回遭遇(8月24日付ブログ「昆虫少年交遊録/三度目の遭遇の巻」)
8月10日、第4回遭遇(8月31日付ブログ「昆虫少年交遊録/四度目の遭遇の巻」)
8月12日、第5回遭遇(9月 3日付ブログ「昆虫少年交遊録/mont-bell 製Tシャツの巻」)

(完)
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by ryujincho | 2014-09-03 21:05 | 昆虫少年交遊録(2014年~) | Comments(0)
2014年 08月 31日

『昆虫少年交遊録/四度目の遭遇の巻』 is-4

(8月24日付ブログ『昆虫少年交遊録/三度目の遭遇の巻』 からの続き)

8月10日(日曜)。
台風11号で西日本は大荒れとのニュース。
当地は然程の影響はなく、前日よりもむしろ良い天気。
暢気なことながら、朝9時半頃、かわぜみ池近くのクヌギ林に<虫撮り>に。
<昆虫少年の木>では、サトキマダラヒカゲ、コムラサキ、ゴマダラチョウらが次々と登場。
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アブラゼミも登場し、ゴマダラチョウ、コムラサキ、アブラゼミのスリー・ショット。
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そこに、昆虫少年親子さんが登場。
「おはようございます」。
「おはようございます。一週間ぶりですね」。
前回、遭ったとき、ルリタテハのことを話題とした。
その時、「いつ、いつ、どこ、どこで?」と坊やは目を輝かせた。
そのルリタテハも登場した。
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坊やは網を繰り出し、ルリタテハを捕まえた。
恒例となった、坊やがチョウを摘んでのワン・ショット。
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裏翅は地味な枯れ葉模様、表翅は黒色に瑠璃色の帯。
ルリタテハは表裏で全く趣きの異なるチョウである。
表翅に黒色が少し薄くなった個所があり、坊やの人指し指は鱗粉で黒くなっている。
ちょっと強く掴み過ぎたのかもしれない。

ルリタテハをリリースした坊やは、大好きなカブトムシで遊び始めた。
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坊やが着ているライトグリーンのTシャツの胸にクワガタやカミキリムシのプリントが並んでいる。
出遭う度にこのTシャツを着ているので、これは坊やの<虫捕り>のときの勝負服であるこに違いない。
(後日、このTシャツで面白いことが判明。それは第五話となる「五度目の遭遇の巻」にて)

クヌギの幹に別のカブトムシをリリース。
「メスを逃がしてやると来年もカブトムシが増えるからね」というお父さんの言葉に従って。
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カブトムシは、一旦、下の方に向かって歩み出したが、そのあと、上へ上へと登って行き、枝分かれした蜜壷状態の昆虫酒場に到達した。
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そんな我らの様子を実を付けたクヌギの枝からアカボシマダラが眺めていた。
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フォト:2014年8月10日、かわせみ池近くにて

(つづく)
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by ryujincho | 2014-08-31 21:11 | 昆虫少年交遊録(2014年~) | Comments(0)
2014年 08月 24日

『昆虫少年交遊録/三度目の遭遇の巻』 is-3

(8月16日付ブログ「昆虫少年交遊録/カブトムシの巻」からの続き)

8月3日(日曜)。
朝5時過ぎ、かわせみ池近くのクヌギ林へ。
「おはようございます」。
昆虫少年親子さんと遭遇。
一週間ぶりのことだ。
これで三度目の遭遇だ。
「随分と早いですね」。
「夜中に来ました。3時に三回起して起きなかったら行かないからねと言って、3時に起したらっちゃんと起きるんです」。
「ほーっ、坊やは本当に昆虫が大好きなんですね」。

「坊や、おはよう。夜中から来て、どんな虫がいましたか」。
「カブトムシです。いっぱい捕れました。木の上の方にまだいます」。
高い梢を見上げる。
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枝分かれしたところに雌雄2匹のカブトムシが見える。

「坊や、あの朝日に照らされているチョウの名前は?」。
「サトー・キマダラ・ヒカゲ」。
前回、前々回も感心したが、この坊やは本当にチョウの名をよく知っている。
サトーと聞いて新しい蝶の出現かと思ったが、サトキマダラヒカゲのことであった。
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坊やは、サトー、いや、サトキマダラヒカゲをキャッチ。
サトキマダラヒカゲの表翅。
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サトキマダラヒカゲの裏翅。
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サトキマダラヒカゲは止まっているときは翅を立てており、翅を広げることも殆どなく、表翅がどんな様子なのかを見ることは難しい。
飛んでいるときも表翅の様子はよく見えない。
よって、1枚目の、表翅の写真は貴重だ。
坊やに感謝!だ。

「坊や、この間、ルリタテハを撮りましたよ」。
「えっ、いつ、いつですか?どこ、どこでですか?」
「おとといの朝10時頃。場所は、あの噴水式の水飲み場の右のクヌギの木。あとで行ってみてください」。

クヌギの木を登るゴキブリ。
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このゴキブリは、クヌギ林にいるのだから、当然のことながら、人家性ではなく、森林性の種類である。
図鑑に照らしてその名を調べるに足る特徴を捉えた写真は撮れておらず、このゴキブリの名は特定できていない。
今回、ベンキョーしたことは、ゴキブリは複眼ながらよく見えておらず、長い触角から得た情報で動いているとのこと。

坊やは虫かごから取り出したカブトムシを小枝に止まらせて遊び始めた。
というよりも、<昆虫少年>の坊やには、カブトムシの飛翔形態の観察と言った方が相応しいかもしれない。
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タイムは写真データによるもの。
このタイムからして、カブトムシの動きは1秒未満での動きであることが分かる。
最後の写真は飛翔するカブトムシが左端に欠けて写っているのが惜しいが、坊やがカブトムシを目で追いながら微笑んでいる顔が想像できる写真となっている。
カブトムシが飛翔する姿を見たのは、昨年11月、オリンパス・ギャラリーで開催された高嶋清明写真展「昆虫空間」以来のことであった。
写真展では動画であったが、今回は「ナマ」の姿。
坊やに感謝!である。

坊やは何度も何度も飛翔観察を続けるのであった。
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「坊やはカブトムシが飛んで逃げてしまうというようなことは思っていないようですね」。
「いえ、いえ、時々、逃げてしまって、ベソをかくこともあるんですよ」。
そうであっても、昆虫少年とカブトムシの信頼関係に揺らぎはないようだ。
そして、子供さんのリクエストに応じ、夜中から一緒に虫捕りに随伴するお父さんに感心すると共に、お父さんと坊やの関係も揺るぎはないようだ。

フォト:2014年8月3日、かわせみ池近くにて
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by ryujincho | 2014-08-24 00:25 | 昆虫少年交遊録(2014年~) | Comments(0)
2014年 08月 16日

『昆虫少年交遊録/カブトムシの巻』 ib-2

(8月15日付ブログ「昆虫少年交遊録/コムラサキの巻」からの続き)

7月27日(日曜)、晴れ。
連日の<虫撮り>。
この日もかわせみ池近くのクヌギ林に出掛ける。
前日、昆虫少年と遭遇し、「コムラサキがいます」と案内されたクヌギの木を見上げる。
カブトムシのオスとコムラサキが旨そうに樹液を吸っている。
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反対側に回ってみる。
カブトムシのメスもいた。
数匹のカナブンもいた。
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このクヌギの木は、枝分かれした辺りに樹液が染み出ていて、流れ落ちた樹液が枝分かれしたところに溜まっているようである。
言わば<蜜壷>状態の昆虫酒場なのである。
連日、そこに虫たちが集まるのである。

カブトムシに遠慮しているのであろうか、カブトムシの後ろ側で樹液を吸うコムラサキ。
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雌雄のカブトムシの間に割って入ろうとするコムラサキ。
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割り込みに成功。
ストロー(口吻)をすっと伸ばして樹液を吸う。
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このコムラサキをよく見ると翅の先端が一部、欠けている。
百戦錬磨のツワモノなのかもしれない

2匹並んで樹液を吸うコムラサキ。
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こうして、クヌギ酒場は大賑わいの中、前日に続き、昆虫少年と再び遭遇。
お父さんと妹さんも一緒に。
しばし、お父さんと歓談。
「昨日はコムラサキのいる場所へ坊やに連れて行って貰いました。坊やは随分と昆虫のことを知っていますね。感心しました」。
「数ヶ月前までこの辺りに住んでいましたが、今は都内に。子供にせがまれて、この公園に」。
「それは勿体ないことをしましたね。こちらは環境がいいですし。坊やは小学生ですか、幼稚園の上級さんですか」。
「幼稚園の上級です」。
「しっかりされてますね。言葉遣いは丁寧だし、上手に育てられていますね」。
坊やに「おじさんちで昆虫合宿しましょうか。おじさんちからここまで2kmくらいだから、歩いてでも直ぐ来られますよ」。
虫捕りに熱中しているので、当然のことながら返事はない。
昆虫少年はクヌギ酒場の虫たちを、文字通り、一網打尽。
「カブトムシのメスは逃がしなさいよ。そうすると、カブトムシが増えることになるから」と教育的指導のお父さん。

一網打尽の中の1匹のコムラサキ。
コムラサキの表翅は光の角度によって紫色に見える。
丁度よい光の角度のところで1枚。
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お嬢ちゃんは2才くらいだろうか。
カナブンが入ったプラスチック製のケースをこちらに見せながら、「カナブンが飛んでる、カナブンが飛んでる」と可愛らしい言い様。
兄妹そろって昆虫好きのようだ。
お嬢ちゃんは、将来、今様に申せば、<昆虫ガール>になるかもしれない。

そうこうしていたら、近くの親水池で遊んでいたと思われる裸足の親子さんが通り過ぎる。
通り過ぎる坊やに「カブトムシがいますよ。触ってごらん」と言ったところ、「怖いから嫌だ」と。
子供も十人十色だ。
親水池には見向きもせずに虫捕りに熱中する子供、怖いからと虫に触れない子供。
まあ、そういう小生とて、蝶と蛾はチョー苦手(但し、モスラを除く)なので、えらそうなことは言えないが...。

虫が縁 阿吽の呼吸で再会し  霹靂火

フォト:2014年7月27日、かわせみ池近くにて

(つづく)
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by ryujincho | 2014-08-16 04:58 | 昆虫少年交遊録(2014年~) | Comments(0)
2014年 08月 15日

『昆虫少年交遊録/コムラサキの巻』 ib-1

7月26日(日)午後3時ころ。
かわせみ池近くのクヌギ林で虫捕り網をもった少年と出遭った。
年のころは幼稚園の年長さんか小学1年生くらい。
「少年」というよりも「坊や」といった方が相応しいかもしれない。

「おじさん、虫の写真を撮ってるんですか?」。
「そうですよ」。
「さっき、あっちに、コムラサキがいました。今もいると思います」といいながら、その場所へ連れていってくれた。
「あっ、いた、いた。おじさん、写真をどうぞ」。
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「おじさん、この辺では、コムラサキはめずらしいんですよ」。
「坊やは昆虫のことをよく知ってるんですね」。
数日前、この近くの生垣でコムラサキを撮ったことやコムラサキの幼虫の食草はヤナギであることなどを話題にしようかと思ったが、こちらは大人、会話の流れからしても然様なことは口にしない方がよいと思い、ぐっと飲み込んだ。

「おじさん、カブトムシがいます」。
「どれどれ」。
「あの、木の又のところです」。
目を凝らして、見る。
確かに、小型のカブトムシらしきものが見える。
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「坊やは目がいいんですね」。
「おじさん、手、届きますか」。
「手を伸ばしても30センチほど足らないですね」。
「突っ突いて、外に出してください」。
この坊やを肩車してやろうかなと思ったりしたが、腰でも痛めれば、折角、「おじさん」と呼んでくれているのに、ホンモノの「じいさん」になってしまう。
地面に落ちている小枝を拾い、カブトムシの尻を突っ突いてみた。
「カブトムシが歩き出しました」。
小型のカブトムシは枝分かれしたところから幹へと移動した。
坊やはそれを網で捕ろうとしたが、カブトムシはびっくりしたのか飛んで逃げた。
坊や曰く「カブトムシはやっぱり指ではさんで捕まえなければダメですね」と。
悔しさ、ありありであった。

しばらく、この坊やとクヌギ林を巡り歩き、<虫捕り>&<虫撮り>。
「あっ、おじさん、あそこにカブトムシがいます」。
「どれどれ」。
「ずっと、ずっと上の、枝がいっぱい分かれたところです」。
「おー、いました、いました。坊やは目がいいんですね」。
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更に、もう一匹。
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坊やは、カブトムシのことを忘れたかのように、器用に網を操ってチョウやトンボを次々とゲット。
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サクラの木にとまるコムラサキを遠望。
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「坊や、コムラサキの居場所を教えてくれて、どうもありがとう。今からおじさんは自転車で手賀沼を回って来ます。また、お会いしましょう」。
「はい」。
坊やは網を操り、再び、虫捕りに。

この坊や、相当に昆虫が好きなようだ。
虫を捕って楽しんでいるのは勿論のことだが、会話の端々から虫の知識もいろいろと持っていることが窺える。
しかも、幼さに拘らず、言葉づかいも丁寧である。
<虫捕り少年>というよりも<昆虫少年>と呼ぶことにした。

フォト:2014年7月26日、手賀沼北岸にて

(つづく)
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by ryujincho | 2014-08-15 03:09 | 昆虫少年交遊録(2014年~) | Comments(0)