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龍人鳥の徒然フォト日記

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2018年 01月 18日

『ドラポタ走り初め/柴又・矢切・国府台ポタリング/柴又』 df-1

1月16日(火曜)、ドラポタ走り初め。
コースは
JR松戸駅
~柴又/さくら像、帝釈天
~矢切/野菊の墓文学碑、国府台合戦地跡
~国府台/里見公園内、国府台城跡、明戸古墳
~国府台/東京医科歯科大 市川キャンパス内、法皇塚古墳
~真間/弘法寺、弘法寺古墳、手児奈霊神堂
~JR市川駅

メンバーは、武衛さんと上総の2名。
大給守さんは、ちょうど1年前に信州に隠居し、遠方にて出馬は叶わず。
伊豆守さんと南国守さんは、諸般の事情にて、ここ暫く出馬は叶わず。

JR松戸駅から江戸川を渡り、柴又へ。
先ず、「さくら像」を取材すべく、柴又駅に直行。

昨年の秋、テレビで柴又駅が映し出され中に、「寅さん像」に加え、「さくら像」も映し出された。
さくら像はいつ建てられたんやろ?とネット検索したところ、「(昨2017年)3月25日、『さくら像』除幕式」なる記事にヒットした。
昨年5月に矢切の渡しに乗船、そのときは帝釈天や柴又駅は端折っており、ちょっと足を延ばしておれば、さくら像を<発見>、<取材>出来ていたのだが...。
ということで、今回、訪ねることにしたのであった。

柴又駅前は、人、人、人。
午前10時半だが、この人出。
柴又は相変わらずの人気スポットである。
『ドラポタ走り初め/柴又・矢切・国府台ポタリング/柴又』 df-1_a0289546_00030788.jpg
ようやく、人波第一波が通り過ぎ、頭に描いていた構図で撮ることが出来た。
『ドラポタ走り初め/柴又・矢切・国府台ポタリング/柴又』 df-1_a0289546_00055050.jpg
台座に刻まれた山田洋次監督の撰文。
『ドラポタ走り初め/柴又・矢切・国府台ポタリング/柴又』 df-1_a0289546_00074120.jpg
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ある別れ
さくらは失恋して旅に出る寅を駅まで
見送ることにする
「いいんだよ、忙しいんだろ、お前」と言いながらもその思いやりが
みにしみるほど寅は傷ついていた
駅前でさくらは立ち止まる
「それじゃお兄ちゃん身体に気をつけてね」
「あゝ」と無造作にうなずいて駅舎に
向かう寅の足がふと止まりふり返る
「おい」
「なあに」
「満男に一生件名勉強しろと言っとけよ」
「うん、わかった」
乱暴な口調で言いすててスタスタと改札口に向かう寅、
さくらは踵を返し、秋の終わりを思わせる
冷たい風が吹くなかを家路につく

2017年3月
山田洋次
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さくらの足元に「2017 HOZUMI」の文字が。
これはさくら像の作者名であろう。
如何なる彫刻家であるのか調べておかねばなるまい。

さくら像の台座の撰文を記したことでもあり、1999年に建てられた寅さん像の台座に刻まれた撰文にも触れておこう。
『ドラポタ走り初め/柴又・矢切・国府台ポタリング/柴又』 df-1_a0289546_00231056.jpg
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寅さんは損ばかりしながら生きている
江戸っ子とはそういうものだと
別に後悔もしていない
人一倍他人には親切で家族思いで
金儲けなぞは爪の垢ほども考えたことがない
そんな無欲で気持ちのいい男なのに
なぜかみんなに馬鹿にされる
もう二度と故郷になんか帰るものかと
哀しみをこらえて柴又の駅を旅立つことを
いったい何十辺くり返したことだろう
でも 故郷は恋しい
変わることのない愛情で自分を守ってくれる
妹のさくらが可哀想でならない
ーーーごめんよ さくら いつかきっと偉い
兄貴になるからなーーー
車寅次郎はそう心に念じつつ
故郷柴又の町をふり返るのである

1999年8月
山田洋次
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柴又駅から帝釈天へ向かう。
武衛さんが馬橋の自転車店でBD-1を購うときに小生も同行し、馬橋から小岩まで江戸川CRを初乗りで一緒した。
そのとき、帝釈天近くで、BD-1の折り畳み方と組み立て方を伝授した。
そんなこともあったなあと、お互い、話をしているうちに帝釈天に着いた。

馬橋の自転車店では、次男坊、小生、大給守さん、武衛さん、南国守さんがそれぞれBD-1を購っている。
その後、BD-1の取り扱い代理店が変わり、BD-1はBirdyの名に戻ったが、日本でHやっぱりBD-1の方が落ち着くと思うのは小生だけではないだろう。

帝釈天に参拝。
『ドラポタ走り初め/柴又・矢切・国府台ポタリング/柴又』 df-1_a0289546_00403288.jpg
魚がし講の唐子の頭を久しぶりに撫ぜてやる。
『ドラポタ走り初め/柴又・矢切・国府台ポタリング/柴又』 df-1_a0289546_00423870.jpg
帝釈天の北側の通りを自転車を押しながら、何となく、石柱に刻まれた寄進者の名を見ていたところ、「巨人軍 王貞治 目白 王鐵城」の名が目に入った。
『ドラポタ走り初め/柴又・矢切・国府台ポタリング/柴又』 df-1_a0289546_00563273.jpg
で、次々と見てゆくと、「元横綱柏戸 鏡山剛 鏡山部屋力士一同」が。
『ドラポタ走り初め/柴又・矢切・国府台ポタリング/柴又』 df-1_a0289546_00565328.jpg
そして、「渥美清 賠償千恵子」、「三崎千恵子 春風亭柳昇」も。
『ドラポタ走り初め/柴又・矢切・国府台ポタリング/柴又』 df-1_a0289546_00574580.jpg
石柱に刻まれた名は、表通りからは二面しか見えないが、境内側からは残りの二面に刻まれた名が見えるはず。
次回は境内の中から見てみよう。

矢切の渡し。
『ドラポタ走り初め/柴又・矢切・国府台ポタリング/柴又』 df-1_a0289546_01062161.jpg
昨年5月は、矢切から柴又へ、柴又から矢切へと矢切の渡しを往復したが、jitensha は矢切に置いたままでのことであった。
今回は、柴又から矢切まで jitensha も一緒に乗船しようとの思いがあったが、冬場は土・日・祝日のみの運航で、それは叶わず。
次回の楽しみとした。

新葛飾橋を渡り、江戸川左岸へ。

フォト:2018年1月16日

(つづく)


by ryujincho | 2018-01-18 23:31 | 街歩き、村歩き、ポタリング | Comments(0)


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