龍人鳥の徒然フォト日記

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2017年 11月 03日

『長禅寺三世堂見学ポタリング(下)』 cz-3

11月3日。
この日は、長禅寺(取手市)の三世堂の特別公開日。
2年前に長禅寺を訪ねたときは外から三世堂を眺めたが、さざえ堂形式の三世堂の内部を是非見学してみたいと思っていたので、長禅寺を訪問。

堂内に入る。

一層目/正面。
ここに本尊の十一面観音菩薩が安置されているのであろう。
罰が当たってはいかんので、正面からではなく、斜めから撮影。
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一層目、左側で履物を脱ぐ。
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左奥の階段は二層目からの下り階段。
この階段を上ってはいけない。
階段の手前を右折して、一層目の奥の回廊を進む。
坂東三十三ヶ所の本尊が並んで安置されている。
手を合わせながらぐるっと廻る。
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回廊の角は鋭角にならないよう、少しナックルさせているように見える。
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階段を上り、二層目へ。
階段はほぼ垂直と思えるほどに傾斜がきつい。
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二層目に出る。
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二層目には秩父三十四ヶ所の本尊が並んで安置されている。
手を合わせながらぐるっと廻る。
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階段を上り、二層目から三層目へ。
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三層目には西国三十三ヶ所の本尊が並んで安置されている(写真はなし)。
三層目、正面から山門を眺める。
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丸い窓。
禅の教えでは、四角い窓は「迷いの窓」、丸い窓は「悟りの窓」と呼ばれるそうだが、さて、ここでは?
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階段を下り、再び、二層目へ。
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二層目の回廊を進み、下って来た階段を眺める。
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二層目の下り階段辺りから回廊を眺める。
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二層目から一層目へ、最後の下り階段を滑り落ちないように用心深く下りる。
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先ほど、靴を脱いだ一層目の回廊に出た。

表に出て、今一度、説明書きに添えられていた一層目、二層目、三層目の平面図を見ながら、上り階段と下り階段の位置を確認。
平面図と現在の順路での上り/下りの階段は一層目だけ異なっているが、順路に沿って進めば、途中で交差することなく一巡できるという『さざえ堂』形式になっていることに変わりはなく、階段形式のさざえ堂形式ををしっかりと実体験できた。

説明板に「この三世堂は、宝暦13年に建築されたものとすれば、さざえ堂形式の堂の中では、現存する日本最古の建物となります」とあり、全国にあるさざえ堂を調べてみた。
主だったものをここに挙げておきたい。

・長禅寺三世堂:1763年(宝暦13年)建立、1801年(享和元年)再建
・円通三匝堂(福島県会津若松市):1796年(寛政8年)建立
・曹源寺本堂(群馬県太田市):1798年(寛政10年)
・蘭庭院栄螺堂(青森県弘前市 ):1839年(天保10年)頃

会津若松市の円通三匝堂(国指定重要文化財)は、通称、会津さざえ堂と呼ばれ、その写真を見ると、一度は実物を見ておきたいと思わせる二重螺旋構造の斜路をもつ特異な建物である。

今一度、三世堂を眺める。
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建物の内部構造もこの目で見たことでもあり、堂内を見学する前と後での外から眺める三世堂の印象は異なるものを感じる。

三世堂は春と秋の二度、特別公開するのが恒例になっている。
春は本尊の十一面観音菩薩、御開帳とのことである。
春に、再び、訪ねてみたいと思う。

フォト:2017年11月3日

(完)
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by ryujincho | 2017-11-03 23:33 | 街歩き、村歩き、ポタリング | Comments(0)


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