龍人鳥の徒然フォト日記

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2017年 09月 01日

『函館/五稜郭のほかに四稜郭もあった/五稜郭の巻(うえ一)』 sg-3

8月28日、正午、函館空港に降り立つ。
今回の旅のメインは、函館五稜郭。

観光タクシーのドライバー氏曰く、函館には四稜郭もあると。
ということで、先ず、四稜郭へ、そして、五稜郭へ。

五稜郭。
先ず、五稜郭タワーに上ることに。
1階で展望券を買い求める。
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大人900円のところ、「〇〇県から来訪、タクシー利用」と告げると割引料金になるとのことで、そう告げると810円に。
ちょっと、得した気分。

エレベーターで展望台へ。
展望台から五稜郭を俯瞰!
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窓枠の都合で、右側の稜堡が欠けたので、右を優先してもう1枚。
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折角なので、左の稜堡をもう一度。
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周堀。
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これにて、信州佐久の龍岡城五稜郭につづき、函館五稜郭を見ることが叶い、本邦唯二の五稜郭を制覇!
満足!

展望台で展示パネルに目を通す。
「世界の星形城郭」。
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五稜郭はヨーロッパで発達した「稜堡式城郭」をモデルに造られています。
この城郭は16世紀頃から、大砲の発達に対抗して考え出されたもので、外部の襲撃に備えて都市全体を城壁で囲んだ「城塞都市」が各地に造られました。
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世界地図に各地の星形城郭がプロットされている。
ヨーロッパの城郭。
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<オランダ>へレヴーツリュイス・・・変則的な星形で、稜堡は五つ以上あるように見える。
<オランダ>ナールデン・・・大きく張り出した、二つの稜堡と一つの半月堡が見えるが、星形かどうかは定かではない。
<オランダ>ドッカム・・・稜堡を数えてみると、これは六稜郭である。
<オランダ>ウィレムスタット・・・見事な星形だが、奥の稜堡は残っていないようだ。
<フランス>カレー・・・これは見事な四稜郭である。先ほど見学した函館の四稜郭は長方形だったが、こちらは正方形に近い。

本邦唯二の五稜郭、函館五稜郭と龍岡城五稜郭が並んで、登場!
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龍岡城五稜郭について、縷々述べたいところだが、ここでは控えたい。
郭内は、佐久市立田口小学校となっているとだけ記しておきたい。

設計図を広げ、築造計画を吟味中の光景。
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右側の図と中央の図は、全ての稜堡の間に半月堡が設けられている。
左側の図は半月堡が一ヶ所しか設けられていない。
右側の図は当初の計画図で、左の図が実際に築造された形に近い。

因みに、「半月堡」とは外塁の一種で、星形の稜堡と稜堡の間の外側に設けられた土塁である。
前掲の函館五稜郭の写真で半月堡はしっかりと見られるが、真上からの写真を見るとよりしっかりと認識することが出来る。
BSジャパン『空から日本を見てみよう plus』(毎週木曜夜9時放送)から拝借した写真で、函館五稜郭を真上から見てみよう。
写真最下端の、逆三角形の土塁が半月堡である。
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半月堡が一ヶ所しか設けられたなかった理由は予算と工期の都合とのことだが、詳しくは続編で述べたい。

函館五稜郭はヨーロッパにも負けない造り、いや、日本の城郭造りの技術をもってすれば、然程、難しいことではなかったのだろうなどと思いながら、展望台から1階へ下る。

フォト:2017年8月28日

(つづく)
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by ryujincho | 2017-09-01 23:33 | 北海道2017 | Comments(0)


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