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龍人鳥の徒然フォト日記

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2017年 06月 03日

『早稲田大学演劇博物館 2017.6.3』

6月3日(土曜)。
久しぶりに母校を訪ねた。

東京六大学野球春のリーグ戦。
早慶戦で慶応が勝てば、慶大の優勝。
早大が勝てば、立大の優勝。
で、早大が勝ち、立大が1999年秋以来、35季ぶりに優勝を決めた。
我が母校が優勝した訳ではないが、久しぶりに母校へ行ってみようと思い立った。
そんな中、早稲田大学演劇博物館で『テレビドラマ博覧会』なるものが催されていることを知り、これはちょうどよいと、この日、出掛けたのであった。

久しぶりに演劇博物館を眺める。
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新宿区指定有形文化財 建造物
演劇博物館
所 在 地  新宿区西早稲田一丁目六番地
指定年月日 昭和62年3月12日

正式には早稲田大学坪内博士記念演劇館という。
昭和3(1928)念0月に坪内逍遥の古希と「シェークスピア全集」の完訳を祝って学界・演劇界の有志1500余名の協賛により建設された。
建築の意匠は逍遥の発案によりイギリスのエリザベス朝(16世紀後半)の様式で、シェイクスピア時代の劇場フォーチュン座を模して設計されている。

鉄筋コンクリート造、地上3階、地下1階、建坪は約400平方メートルで、内部は逍遥記念室をはじめ八つの展示室、図書閲覧室がある。

また、外部は実際にシェイクスピア劇が上演できるようになっており、館の正面は舞台、2階の廊下は上舞台、建物の両翼は桟敷、前庭は一般席となる。

なお、正面舞台上に掲げてあるラテン語は、「全世界は劇場なり」という意味で、シェイクスピア時代の劇場グローブ座に掲げてあった看板の句である。

東京都新宿区教育委員会
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現役時代、教養課程で、シェイクスピアの原書を読まされたことを思い出す。
あの頃は<勉強>と思っていたので、読んだというよりも読まされた感が強かった。
作品は『ハムレット』であった。
日本語に訳しても意味不明の点が多々あり、川出書房であったか、筑摩書房であったか、翻訳本を買った記憶がある。
大隈講堂での映画会で、ローレンス・オリビエ監督・主演の『ハムレット』(1948年)を観たのもその頃のことである。
その20年後、倫敦に数年間、住まいすることとなるが、そのときはそんなことは夢想だにしなかった。

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2017年度春期企画展
テレビの見る夢 − 大テレビドラマ博覧会

ドラマはテレビの見る夢だ。
ドラマの作り手たちは、さまざまな家族や恋愛や仕事のあり方、社会問題や未来へのヴィジョンを、フィクションという夢のかたちにして、私たちの日常に送り届けてくれる。
私たちはその夢に泣いたり笑ったりしながら、ときには自分たちの生活や人生を重ね合わせてきた。

本展では、テレビ創成期から現代に至る名作ドラマの数々を、ストーリーに回収されないこまやかな表現に着目しながら、映像、スチル、台本、衣裳、製作ノートなどの多彩な資料とともに振り返る。
心に残るドラマの記憶をみなさまと共有できれば幸いである。
今なお新しい夢をもたらしてくれるドラマの魅力を再発見し、テレビの将来にあかるい希望を託すものにしたい。
(早稲田大学演劇博物館ホームページより)
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日本での地上波テレビ放送の開始は1953年(昭和28年)。
我が家にテレビがやって来たのは、1958年(昭和33年)。
ご他聞に漏れず、子供らは「テレビ、買ってよ」の大合唱、親は「まだまだ」と言い続けるも、翌年4月10日の皇太子明仁親王(今上天皇)と美智子妃ご成婚を控えて、親は購入を決心というパターン。
我らの世代は、テレビの歴史と共に歩んで来たといってもよいくらいなのだ。
本展覧会は、5月13日から8月6日まで。

フォト:2017年6月3日

by ryujincho | 2017-06-03 23:32 | 街歩き、村歩き、ポタリング | Comments(0)


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