5月17日(水曜)、曇り、18日(木曜)、晴れ。
三峯講の講元である極々近しい人から誘われ、一泊二日の三峯神社参拝の旅に出掛けた。
初日は、奥ノ院参拝、三峯神社興雲閣泊、二日目、早朝に昇殿参拝との旅程にて。
二日目、早朝、遥拝殿(見晴台)から、彼方の雲を微かに赤く染めるご来光に手を合わせる。
そして、雲海を眺め、楽しむ。
前日と同様に、日本武尊像と摂社末社の前を通り、宿舎へ。
前日、霧の中に微かに姿を見せていた日本武尊像を丘の下から眺める。
「どこに見えるかって?真ん中の杉の木の左側」。
これは第3話で霧の中に立つ日本武尊像を掲載したときのキャプションであったが、さて、今回は?
ミツバツツジと共に。
ご尊顔をアップで。
摂社末社。
前日は霧の中に並び、翌朝は朝日の中に並ぶ、さて、どちらの景色がよかろうか...。
これらの摂社末社についてのh詳細は、第3話で縷々述べた通りである。
社殿前の鳥居と燈篭。
燈篭にはまだ灯りが。
社殿前の石段にはまだ通行止めの柵が置かれたまま。
時計を見ると、丁度、5時。
拝殿の扉はまだ閉じられている。
拝殿の扉が開き、参拝が出来るようになるのは6時からかもしれない。
ご来光を拝み、そして、雲海に出遭い、喜ばしい限りの早朝散策であった。
この日の朝の最も大事なこと、それは、朝7時からの昇殿参拝。
昇殿の前に、温泉に浸かり、禊をするのが決まり事とのこと。
禊の歴史を紐解いてみたところ、「『記紀』によるとイザナギノミコトが黄泉 (よみ) 国から帰ったとき,筑紫日向の橘の小戸 (おど) の檍原 (あはぎはら)の流れで禊をしたのに始るとされる」とあった。
宿舎の興雲閣に戻り、温泉に浸かる。
禊は勿論のことだが、標高1100メートル、5月半ばとはいえ、気温は10度以下、早朝散策で体は冷えてしまっており、体を温めるのに温泉が丁度いい。、
興雲閣の湯は、源泉名を大滝温泉三峰神の湯といい、泉質はナトリウム-塩化物泉。
聞くところによると下界の源泉からトラックで湯を運んでいるとも。
いずれにせよ、誠に結構な湯である。
昇殿参拝の刻限となる。
拝殿へと向かう。
フォト:2017年5月18日
(つづく)