龍人鳥の徒然フォト日記

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2017年 02月 26日

『新井薬師参拝』

年初、ドラポタの走り初めは、東京駅をスタートし、神社仏閣、庭園その他都内の名所旧跡をめぐり、最後は中野/新井薬師と童謡「焚き火」発祥地を訪ね、フィニッシュというコース設定であった。
しかし、中野駅近くに至ったとき、夕暮れ、時間切れで、最後の、新井薬師と童謡「焚き火」発祥地は端折った。

その後、「目の薬師」である新井薬師を端折ったことがずっと気になっていた。

で、2月25日、ドラポタ仲間の武衛さんと新井薬師をお参りした。
すっきりした。
上高田の童謡「焚き火」発祥地も訪ねた。
更に、吉良家の江戸菩提寺、功運寺も訪ねた。

「前に、ここへ来たのはいつのことでしたかね」と武衛さん。
「冬であったことは覚えていますが、さて、何年のことでであったか?早稲田通りを走っていて、都バスに意地悪運転されたことは覚えているんですけど。調べておきましょう」と上総。

帰宅後、ポタリング記録を紐解いてみた。
前回、この辺りをポタリングしたのは、2012年2月21日であった。
メンバーは、武衛さん、大給守さん、上総の3名。
コースは、<JR中野駅集合~曹洞宗天徳院/梶川與惣兵衛の墓所(「抱きとめた片手が二百五十石」。浅野を抱き留めた梶川殿はその功績で五百石の加増とか)~曹洞宗龍寶山萬昌院功運寺/江戸の吉良家菩提寺~鈴木家/童謡♪たきび♪の垣根の曲がり角~真言宗豊山派新井山薬師寺、別称・新井薬師~哲学堂~北から南へ下がって~妙法寺/日本近代建築の父、ジョサイア・コンドル設計の鉄門~一路、高田馬場へ~~中山安兵衛高田馬場之決闘助太刀ゆかりの地/水稲荷神社境内/「堀部武庸加功遺跡之碑」~甘泉園/徳川御三卿清水家下屋敷跡~面影橋/太田道灌と山吹伝説、石碑「山吹の里」~上総旧宅跡(早い話が下宿先「三ヶ島家」跡)~神田川沿い~関口芭蕉庵~Printing Museum/球形モニュメント~丸の内>と盛りだくさんな立寄り先が記されていた。

話が反れた。
5年ぶりの、新井薬師の話に戻そう。

新井山梅照院。
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通称、新井薬師。
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「新井薬師」の揮毫は東京都知事鈴木俊一によるもの。
1979年に都知事に就任した鈴木俊一は都庁の新宿移転を強力に推進し、1985年9月、都議会で建設地は新宿副都心と決定、1988年4月着工、1990年12月完成。
その間、鈴木都知事に対する風当たりは強く、、「バベルの塔」をもじって「バブルの塔」とか、税金の無駄遣いとも言われ、「タックス・タワー」と揶揄されたこともあったが、今やそんなことを言う人は誰もいないし、45階の展望室は東京の観光名所の一つとなっている。

山門。
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境内。
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瑠璃殿。
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作法通り、真言を唱え、<或ること>を祈願。
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白龍権現水屋建立之記。
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白龍権現水屋建立之記
新井の地名の由来は古文書『新井埜草別調べ』によれば「名水湧き出でたる故に村名を新井と名づく」とあり
この地は名水随所に湧出せしが時代と共に次第に減じ都市化の進展に伴い名井ことごとく枯渇し新井の由来を知らすべき証し全て消失せり
当山梅照院の瓢箪池(新井薬師公園)もその昔冷泉滝の如く水坮り場として修行の道場となせり
故に「垢离不動明王」を安置し尊信す
白蛇常に不動明王のお傍にありて守護するが如し 
しかるに公園造成以後は冷泉の涌出も絶えたるにより窪寺伝吉氏が昭和三十五年に境内に出卋垢离不動明王堂を建立霊験灼然として今に多くの信宗をあつむ
白蛇の令を供養せんと貫主智英僧正発願せられ龍王のおすがたに三十三之宝珠を奉ずる石像を刻み明王の使者白龍権現として不動堂に祀る
この度等大悲殿の建立のおり地下二米程の處に御影石の上蓋に保護されたる大井戸を発見す 
涌き出ずる水清洌にして名井の出現を見たり 
これぞ権現の導きなりと貫主その瑞祥を奉戴す
一夜夢枕に不動明王現れ「大悲殿に聖観卋音菩薩を迎えて井戸の冷泉を閼伽水として衆生に施さば即ち利益増長抜苦与楽せん」と告げ給う 
この霊示により同信を募り島根琴次郎 相原新吉両氏と共に双竜を鋳造して水屋を建立す 
功徳の霊泉 末永くあらんことを祈念する
昭和六十年年四月吉日 発願人窪寺克己 記
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双龍/右。
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双龍/左。
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龍口から流れ出る閼伽水(あかみず)で目を洗う。
前回、ここを訪ねたとき、参拝者からこの水で目を洗うと眼病に効くと聞いたので...。

季節の花、枝垂れ梅、河津桜。
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山門をくぐり、一礼し、外へ。
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参道の両側には奉納者、賛助者の名が並んでいる。
その中に、スポーツ選手や芸能人の名も散見される。
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スポーツ選手や芸能人と新井薬師の関係は?
新井薬師はスポーツや芸能の仏様ではないし、と思いながら、帰宅後、電脳網で「新井薬師 芸能人」で検索してみた。
節分会追儺式で、岩手県指定無形民俗文化財の伝統芸能「鹿(しし)踊り」の奉納舞いや、スポーツ選手や芸能人の豆まきが行われ、それらの人たちの名が参道に並んでいたのであった。

上高田の童謡「焚き火」発祥地と吉良家江戸菩提寺である功運寺に立ち寄り、下落合駅から東西線に乗り、大手町駅で下車。

八重洲地下街「玉乃光酒蔵」へ直行。
宇和島のじゃご天にみぞれ酒、穴子の柳川にみぞれ酒、かれいの一夜干しにみぞれ酒、焼き鳥にみぞれ酒、厚焼き玉子にみぞれ酒と、新井薬師を参拝し、肩の荷が下りたことも手伝い、御酒はどんどんと進んだのであった。
仕上げは、八重洲ラーメンストリートでタンメンをすすり、フィニッシュとした。

フォト:2017年2月25日
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by ryujincho | 2017-02-26 23:58 | 街歩き、村歩き、ポタリング | Comments(0)


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