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龍人鳥の徒然フォト日記

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2015年 03月 24日

『緊急速報/今年初めての、ベニシジミ』

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八重山諸島のチョウたちの掲載途中ですが、マイ・フィールドでのチョウに関わる速報を綴ります。
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3月22日(日曜)、晴れ。
利根川ゆうゆう公園近くの葦の原で、ベニシジミを見た。
『緊急速報/今年初めての、ベニシジミ』_a0289546_950149.jpg

昆虫は好きだが、幼き頃から、ガ(蛾)の延長線上でチョウも苦手であった。
昨年の夏、<虫撮り>に目覚め、チョウに対する苦手意識は克服した。
そんなことで、ベニシジミが3月下旬に登場したのは、時期的に早いのか、普通なのか、そうした知識は全くなく、調べてみた。

大好きな(???)ウィキペディアには次のように記されていた。
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成虫は年に3-5回ほど、春から秋にかけて発生するが、特に春から初夏、4月から6月にかけて多く見られる。
春に発生する成虫(春型)は赤橙色の部分が鮮やかだが、夏に発生する成虫(夏型)は黒褐色部分が太く、黒い斑点も大粒になる。
冬は幼虫で越冬する。
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「冬は幼虫で越冬する」とある。
ということは、幼虫、蛹を経て、最近、羽化したということになる。

もう少し調べてみた。
「三ツ堀里山自然園歳時記」なるサイトの3月24日付けのベニシジミに関わる記載にヒットした。
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ベニシジミは、3月下旬頃から12月上旬頃まで見かけています。
学名に"火の中で燃える"とあるように、紅色をして活発に飛びまわるシジミチョウです。
とまると翅を広げることが多く、このため翅の裏面を撮影するのに苦労します。
季節による斑紋と色の変化が著しく、「春型」と「秋型」の翅の表面の大部分は橙赤色ですが、「夏型」は黒色部分が大きくなり、橙赤色は縮小するか消滅します。
2015年3月23日、南端の植樹された広場の草地で、今年初めてのベニシジミを観察・撮影しました。
翅には大きな損傷はありません。
最も早い時期に出た2001年3月21日と1日遅れでの観察・撮影です。
差し替え・提示しました。
(原文通り)
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「最も早い時期に出た2001年3月21日と1日遅れでの観察・撮影です」とあるが、これは「2日遅れ」の間違いであろう。
しかし、この誤記は大したことではない。
小生にとって大事なのは次のようなことである。
この三ツ堀里山自然園とは何処にあるのだろうと思い、調べたところ、「野田市三ツ堀字小橋地先」とあり、Yahoo!マップで検索したところ、時々、通る道の近くにある公園であることが分かった。
即ち、利根川右岸サイクリングロードを新大利根橋辺りから野田方面に走ると、利根運河の辺りでサイクリング・ロードは一旦途切れ、一般道となるのだが、その途中の福田郵便局近くにある公園なのであった。
利根川ゆうゆう公園も三ツ堀里自然園も、言わば、利根川右岸沿いである。
1日、当方が早いのである(自慢ではありません)が、期せずして、同じ頃に、今年初めてのベニシジミを観察・撮影したのであった。
jiensha を走らせながら知った親しみのある場所でのベニシジミの記事を見て、何だか嬉しくなった次第である。


フォト:2015年3月22日午前10時49分、利根川ゆうゆう公園(我孫子市)にて

by ryujincho | 2015-03-24 10:21 | 虫撮りの記(2015年) | Comments(0)


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