龍人鳥の徒然フォト日記

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2014年 07月 13日

『古代蓮の里/行田蓮』(下)

古代ハス。
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古代ハスの案内板に目を通す。
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行田蓮(古代蓮)
行田市は、昭和46年、小針地内に公共施設を建設するため、造成工事を行いました。
昭和48年、池の水面に多くの丸い葉が浮いていることに気がつき、調べてみると蓮の葉であることがわかりました。
地中深く眠っていた行田蓮の実が、この工事によって掘り起こされ、その後、自然発芽したものと思われますが、本市のように多くの蓮の実が出土し、自然発芽して一斉に開花じたことは、過去に例がなく、全国的にも極めて珍しいことといわれています。
これを、埼玉大学名誉教授で植物学の権威である江森貫一(故人)が調査を行い、当時、古代蓮として知られていた大賀蓮の例を参考に、2500年から3000年前のものであると推定されました。
その後、蓮の研究家である神奈川歯科大学の豊田清修教授が昭和49年から昭和50年にかけて、古代蓮について調査研究した結果、この蓮はかなり原始的なものであることが判明しました。
さらに、この蓮の実とその周辺の出土木片の年代測定をしたところ、1390年±65年前のものであるという結果が得られました。
これらのことを考え合わせると、この古代蓮は、概ね1400年から3000年前のものと推定されます。
古代蓮の花は、6月中旬から8月上旬が見頃です。
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行田蓮は、てっきり、大賀蓮を移植したものだと思い込んでいた。
認識不足であった。
行田蓮さん、行田市オリジナルとは露知らず、どうもスミマセンでしたと心の中で唱えながら、ゆるりと古代ハスを愉しませて貰った。
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行田ハスの特徴とは何ぞや?
調べてみた。
・濃いピンク色の一重咲きの花を咲かせる。
・花径は25~28cmの大型種である。
・花弁数は13~18枚と少なめである。
・横から見たつぼみは楕円形である。
・葉心角は120度~130度と小さめである。
葉心角とは、葉柄から葉が出ている角度のこと。
図示すれば分かり易いが、それはここでは叶わないので、傘が風で<おちょこ>になった状態の角度をイメージすれば分かり易い。
この葉心角のお陰で、風に煽られても葉はめくれ上がったり、ふたつ折れになったりして、風をいなし、また、葉に水が溜まっても倒れたりしないのだ。

こうしてブログを綴りながら、今一度、これらの特徴と照らし合わせながら、行田蓮の写真を眺めるのであった。
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最初に入り口付近の<世界の蓮園>エリアで見たハスは繊細な感じであったが、それに比べ、古代ハスは花の色、葉の色、葉柄の高さなどに逞しさが漂う。
いいものを観させて貰った。

フォト:2014年7月12日

(完)
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by ryujincho | 2014-07-13 21:56 | 花紀行 | Comments(2)
Commented by brompton_2006 at 2014-07-14 18:47
たくさん咲いていますね。
青空と光に透けた花色がきれいです。
夏の花ですね。
蓮の話題をもらって、楽しめました。
Commented by ryujincho at 2014-07-15 01:29
松柏木殿 
花もいいなあ、葉の大きさ、これがまたいいなあと思い居ります。
「古代蓮の里」のあと、近所の、ヒグラシさんちのハス池に立ち寄りましたが、ここのハスは葉が小さく、可愛らしく見えました。
手賀沼のハス群生地のハスの葉は大きいですが、「古代蓮の里」ほどもあるかどうか、、、。
近々、上野不忍池に行ってみたく思い居ります。


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