2014年 05月 22日

『ユリカモメ/衣更え進行中(III)』

水田の中を泥に足を取られることもなく動き回り、餌を捕っている。
餌に狙いを定める。
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餌を捕る瞬間を撮ろうと思い、じっとカメラを構える。
しかし、餌捕りに失敗。
餌捕りに失敗して恥ずかしいのか、向こうを向いてしまった。
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採餌の様子を撮っていたところ、一人の男性が近づいて来た。
「珍しい鳥だと思って撮られているんでしょう。これ、冬羽から夏羽に換わる途中のユリカモメです。昨日もここにいまして、わたしも何の鳥だろう?と思い、調べてみたら、そうだったんです」。
「ご親切に有難うございます。図鑑で調べる手間が省けました。冬は手賀沼で多くのユリカモメを見ますが、この時期に見るのは初めてです」。
「確かにこの時期にこんなところにユリカモメがいるのは珍しいと思います」。
「近々、鳥の博物館に行き、学芸員さんに、何故、今頃、ここにいるのか、その理由を尋ねてみます。因みに、以前、ユリカモメは、何故、冬になると内陸に飛んで来るのかと問うたところ、学芸員さんの答えは『習性ですから』ということでした。『習性』以上のことを聞きたかったんですが、学芸員さんも忙しいでしょうから、それ以上のことは聞きませんでした」。
親切な御仁のアドバイスを疑う訳ではないが、念のため、自ら調べてみた。
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ユリカモメ
雌雄同色。夏冬異色。
夏羽は、頭部が黒褐色(英名:Black-headed Gull)で、嘴、脚は赤い。 
眼瞼は赤く、眼の周囲に白色のリングがある。
背は淡い青灰色。 初列風切羽には黒縁がある。 頸から下面、上尾筒、尾羽は白い。
冬羽は、頭部も白く、耳羽、後頸に淡い褐色の斑がある。
幼鳥は、上面に黒褐色の斑が散在し、尾羽の端に黒帯があり、嘴、脚は淡褐色。
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ユリカモメであること、納得!
残る疑問は、何故、今頃、手賀沼近くの水田にいるのか、何故、群れでいないのかということである。

私的鳥図鑑用<鳥見ング>図。
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フォト:2014年5月9日

(つづく)
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by ryujincho | 2014-05-22 09:15 | 鳥見雑記 | Comments(0)


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