龍人鳥の徒然フォト日記

ryujincho.exblog.jp
ブログトップ
2014年 05月 11日

『ムナグロ』

5月7日。
手賀沼&印旛沼 Twin Lake Pottering の道中、手賀川が下手賀川と六軒川に分流する辺りの水田でのこと。
水田の畦に鳥がずらっと並んでいる。
遠目には何の鳥かは分からないが、普段、見掛けない鳥のように思える。
生憎、双眼鏡は持っていない、勝負カメラも持っていない、あるのはコンデジだけだ。
4倍ズームのコンデジじゃ如何ともし難い。
先を急ぐので、そのまま遣り過ごした。
復路、再び、同じ場所を通った。
今朝ほどの鳥たちはまだいるかな?と目を凝らすと、遠目ながら水田の中で群れている鳥の姿があった。
a0289546_0432844.jpg
往路の、畦に並ぶ鳥たちに間違いない。
鳥が群れているのは手前から三面目の水田。
目を凝らしてもやはり遠くて何の鳥かはよく分からない。
少し近づいてみる。
a0289546_0575876.jpg
目から首筋にかけて白いラインが入っている。
白いラインがないのもいる。
見たことのない鳥だ。

もっと近づいてみる。
そろっと近づいてみる。
近づき掛けると逃げる。
道から離れたところまで飛んでいってしまった。
取り敢えず、記録としてと思い、十分には届かない4倍ズームながらそれで撮ってみた。
やっぱり写りはよろしくないが、特徴は見て取れる。
a0289546_132282.jpg
知らない鳥だ。
図鑑を開き、写真と見比べてみる。
ムナグロだ。
-------------------
ムナグロ(胸黒)
シベリアとアラスカ西部のツンドラで繁殖し、冬季は東南アジアやオーストラリア、インド、アフリカ東部などへの渡りをおこない、越冬する。
日本へは旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国に飛来する。
雌雄同色。
成鳥夏羽は、顔から腹までの下部分が黒く、その上部に白い縁取りがある。背面は黄褐色と黒褐色の斑模様になっている。
成鳥冬羽は、体下面が淡黄褐色で腹部が褐色がかった白色である。
嘴は黒色、足は灰色みをおびた黒色である。
食性は主に動物食で、昆虫類や甲殻類などを捕食する。草原や田圃で植物の種子をついばむこともある。
渡りの時期や越冬時には、水田や草原、干潟や河原、河口などに生息する。
---------------------
白いラインあり/黒い胸と白いラインなし/白い胸は雌雄かと思ったが、雌雄同色とある。
白いラインあり/黒い胸は夏羽、白いラインなし/白い胸は冬羽。
水田のムナグロは夏羽と冬羽が混在しているのであった。

5月8日。
晴天だ。
前日の水田にムナグロに会いに行こうと思い、勝負カメラに<獅熊くん>を装着し、出陣しようとしたが、外に出た途端、煽られるような強い風。
晴れだが、ゆるりと鳥見ができる天気ではない。
午後になれば風は止むかなと待つも、終日、強風。
「日本へは旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国に飛来する」ということは昨日だけだったかも、いや、昨日と今日だけかもなどと思いながら、1日が過ぎた。

5月9日。
晴れ、微風、鳥見日和。
<獅熊くん>を連れて、一昨日、ムナグロが群れていた水田へ。
ムナグロの姿はない。
周辺の水田を見て回ったが、やはり、その姿はない。
渡りの途中の束の間の立ち寄りであったのだろうと納得。
<獅熊くん>での撮影チャンスはなかったが、その姿を辛うじて捉えている<コンデジくん>写真でよしとせねばならないだろう。

フォト:2014年5月7日
[PR]

by ryujincho | 2014-05-11 05:13 | 鳥見雑記 | Comments(0)


<< 『コブハクチョウ/七つの子/パ...      『清々しい季節』 >>