2013年 11月 14日

『サギのいる風景』

ジャパン・バード・フェスティバル。
こんな図鑑を見た。
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「觀鳥金門 金門賞鳥指南」(金門政府 編印)。
台湾の鳥類図鑑だ。
大陸のあの簡体字を見るとぞっとする。
台湾のあの繁体字(日本でいうところの旧字体)を見るとほっとする。

手賀沼で毎々目にする鳥、それは、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ。
中国語ではこれらの鳥を何と言うのだろう思い、サギのページを開いてみた。
「六種白鷺辨識」。
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日本では「シラサギ」という名のサギはいないが、我々は、ダイサギ、チュウサギ、コサギを総称して「白鷺」と呼ぶ。
台湾も表記が「白鷺」で、何だか、ホッとする。
「辨識」は日本語でいうところの「弁識」(わきまえ識(し)ること/広辞苑)である。

「大白鷺」
特徴 體型最大 頸部細長呈S形 脚黒色
「中白鷺」
特徴 眼先黄色 脚黒色「小白鷺」
特徴 嘴 脚黒色 趾黄色
(筆者注:「趾」=あしゆび)

小生は、この図鑑に書かれたこととは別の特徴で識別している。
コサギは小型なので直ぐに識別できるが、ダイサギとチュウサギは遠目には大型、中型の識別がし難いことがある。
ダイサギは眼下にある口角の切れ込みが眼より後ろまで食い込んでいるという特徴があり、これでダイサギとチュウサギを識別している。

図鑑のページをめくる。
「蒼鷺」。
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灰色ではあるが、「アオサギ」。
台湾でも同様に「蒼鷺」なのだ。
日本でも漢字名は「蒼鷺」だ。
蒼はくすんだ青色とのことである。
図鑑の「蒼鷺」の写真の、頭、首、背中に矢印で特徴が示されている。
頭部:「頭後有長黒色飾羽」
胸部:「前頸 胸前有 數條黒色縦紋」
背中:「全身灰色・背部較暗」

余談ながら、小生はカラオケで歌うとき、「五ヶ国語五曲」を原則としている。
特段、中国語を得意としている訳ではないが、一曲目は中文から入らないと調子が出ない。
中文の十八番は、サラリーマンの中文愛唱歌、麗鄭君(テレサ・テン)の「月亮代表我的心」である。
映画『ラヴソング』のラストで、この「月亮代表我的心」の歌が流れる。
ニューヨークの電気店のショーウィンドウ越しにテレビでテレサ・テンの訃報が報じられるシーンと共に...。
♪ 你问我爱你有多深 我爱你有几分 我的情也真 我的爱也真 月亮代表我的心...♪
絶妙である。
因みに、映画『ラヴソング』は、原題『甜蜜蜜『、英題"Comrades, Almost A Love Story")、1996年制作の香港映画である。
原題「甜蜜蜜」はテレサ・テンの持ち歌と同名であり、当然のことながら、この歌もテレサ・テンの歌声で流れる。
そして、同じくテレサ・テンの歌声で「再見!我的愛人」(アン・ルイスの歌でヒットした「グッド・バイ・マイ・ラブ」の中文版)も流れる。

これからは「月亮代表我的心」を口ずさみながら、手賀沼で「大白鷺」、「中白鷺」、「小白鷺」、「蒼鷺」を<觀鳥>することにしよう。

フォト:2013年11月3日
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by ryujincho | 2013-11-14 00:39 | 鳥見雑記 | Comments(0)


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