夕暮れ散歩。
9月19日、中秋の名月だ。
かわせみ池にて月を眺める。
里山の端に昇る月を眺める。
散歩のとき、いつもメモ帳代わりに携行しているコンデジで月を撮っていたところ、「写りますか」と背後からおっちゃんの声。
おっちゃんの手にもコンデジ。
「月の形は写りますよ。でも、コンデジだから、兎の餅つきまでは写りませんよ」。
「兎の餅つき」の由来である健気な兎の話を思い起しながら、月を眺める。
月の模様は、世界の国々によって、いろいろあるようだ。
由来は別として、日本の「兎の餅つき」に近い模様としては、中国の「兎が薬草をついて漢方薬をつくっている」やベトナムの「おばあさんが足でコメを踏んで脱穀している」などがあるようだ。
フォト:2013年9月19日17時41分、18時1分