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龍人鳥の徒然フォト日記

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2013年 04月 25日

『キジ、その飛翔』

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ここ数日、手賀沼でキジに大いに遊んで貰っている。
母衣打ちの姿やカップルの姿も愉しませてくれた。
他所のキジはどんな様子だろうと、利根川右岸CRを経て、利根運河に出掛けてみた。
利根川CRに入るや否や、その両脇の河川敷や田園地帯で、早速、キジの声、キジの姿が。
利根運河CRに入ってからもキジの声、キジの姿がつづく。
魚影、いや、鳥影が濃い。
利根運河は自宅からちょいと距離がある。
《獅熊くん》を連れて行くには、ちょいと重たい。
《多無論くん》18-270mm は故障中なので、弟分(先に買ったから、兄貴分かも)の18-200mmを連れて行った。
《多無論くん》18-200mm は、軽い分、振り回しもよく、キジの飛ぶ姿を捉えることが出来た。
しかし、十分には届かない。
電脳で大判原版から飛翔する部分を切り抜いてみた。

キジは、歩くのは速い。
しかし、飛ぶのは苦手のようだ。
しかし、飛ぶ姿を後ろから眺めると「美しい」という言葉がついつい出てしまう。
いつもは長い円錐形の尾羽も、飛翔するときは見事な扇状になっている。
キジは日本の国鳥である。
いつ、誰が、何故、キジを国鳥と定めたのだろうか。
以前、調べたことがあったが、忘れた。
で、「キジ 国鳥」で検索してみた。
『日本の国鳥はどうしてキジなのかご存知ですか?』の標題が付された、ピッタリのサイトにヒットした。
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日本の国鳥にキジが選ばれたのは、1947年の日本鳥学会でのことです。
このときの学会誌には、候補として、ヤマドリ、ハト、ウグイスなどが揚げられたが、キジに決定したとの報告だけだったようです。
その後、日本野鳥の会の会報で、当時の議論についてが報じられ、キジが選ばれた理由が明らかにされました。
1. 日本の固有種である。
鳥類で、日本の固有種は、ヤマドリとキジだけである。
2. 1年中姿を見ることが出来る。
  渡り鳥でないため、生息地の本州、四国、九州では1年中姿を見られる。
3. 姿が優美。
  キジの雄は、特に羽が美しい。
4. 美味い。
  昔から狩猟の対象であり、キジ鍋などが有名。
5. 子供にもなじみがある。
  童話の桃太郎にも登場しておる他、古事記にも「キジシ」と言う名前で記載されている。
6. 雄は力強く、雌は母性本能が強い。
  キジのメスは、山火事の火が迫っても、卵を守る為、巣から離れないと言う。
また、この6つの理由の中でも、特に決定的だったのは、キジが日本の固有種だからと言う理由だそうです。
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四つ目の「美味い」というのがなかなかよい。
「姿が優美」だけでは国鳥にはなれないのだ。
因みに、フランスの国鳥は鶏だそうだ。
その理由は「美味い」なんだろうか。
加えて、家禽なので、親しみがあるからなんだろうか。
何れ、その理由も調べてみたい。

次回は、重くても、やはり、《獅熊くん》を連れていこう。
それの方がキジも喜ぶであろう。
そして、次回は、子連れの光景を見ることが出来るかもしれないし...。

フォト:2013年4月18日

by ryujincho | 2013-04-25 05:31 | 鳥見雑記 | Comments(0)


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