龍人鳥の徒然フォト日記

ryujincho.exblog.jp
ブログトップ
2012年 11月 20日

『ネイチャー・ワールド/仁義ある戦い』

手賀沼にてダイサギ対コサギの抗争が勃発!
a0289546_0151979.jpg
抗争の全貌はこうだ。
11月14日の正午前、手賀沼は普段と変わらない様子であった。
いつも見慣れた鳥であるダイサギが一羽、その立ち姿を水に映していた。
a0289546_0365039.jpg
しばらく眺めていると、鋭い眼で水辺の草叢の方を睨みつけ始めた。
a0289546_0402411.jpg
そして、静寂を破るが如くに、雄叫びを一声、上げた。
a0289546_0421476.jpg
雄叫びを上げるやいなや、水辺の草叢に突進し始めた。
a0289546_0501441.jpg
a0289546_0503662.jpg
a0289546_051734.jpg
a0289546_0513626.jpg
ダイサギが水辺の草叢に消えた瞬間、草叢の陰からコサギが飛び出して来た。
a0289546_0555698.jpg
a0289546_0561494.jpg
a0289546_056436.jpg
コサギの飛び出して来た姿が何とも滑稽だなと思った瞬間、それに続いてダイサギも飛び出して来た。
a0289546_0593945.jpg
ダイサギ対コサギの"仁義なき戦い"が始まった。
a0289546_1101486.jpg
a0289546_1103954.jpg
"仁義なき戦い"に敗れたコサギは何処かへ飛び去るのかと思いきや、何事もなかったかのように、ダイサギとそれなりの距離を保ちながら、同じ水域に留まるのであった。
a0289546_1154662.jpg
そして、暫らくすると、再び、ダイサギとコサギが動きだした。
a0289546_659331.jpg
ダイサギはコサギを少し威嚇したが、それ以上には苛めなかった。
a0289546_6592465.jpg
コサギは「次は負けねえぞっ!」とダイサギを威嚇するかのように羽を広げた。
a0289546_715990.jpg
だが、威嚇ではなかった。
「覚えてろよっ!」と捨て台詞を残し、飛び去っていった。
a0289546_722699.jpg
これで終わりじゃ、面白くないじゃんと思いながら、勝ち残り組のダイサギを眺めていたところ、再び、コサギが戻って来た。
a0289546_725942.jpg
お互い、距離を保ちながら、同じ水域で、大鷺組と小鷺組は、それぞれの縄張(しま)を張り、共存共栄の姿を見せるのであった。
a0289546_741749.jpg
ダイサギとコサギの二羽は「仁義なき戦い」ならぬ「仁義ある戦い」を見せてくれたのであった。

フォト:2012年11月14日

<あとがき>
獅熊練図50-500mm(APS-C換算75-750mm)を導入して以降、初の大作(???)を撮ることが叶いました。
手持ちは重いですが、その分、鳥の動きに合わせ、カメラも自由自在に動かせます。
写真はノンフィクションですが、構成はセミ・ノンフィクション、即ち、撮影枚数76枚から21枚を選び出し、並べ替え、ひとつの物語仕立てとしたことにより、或る意味、フィクションとも言えるからです。
約20分間に亘るダイサギとコサギの名演技に、感謝、感謝です。
そして、鳥見的には、このフォトを眺めながら、ダイサギ、チュウサギ、コサギの嘴や脚、指の色、その他諸々の特徴を今一度、ベンキョー、確認することが出来ました。
2012年11月20日
[PR]

by ryujincho | 2012-11-20 23:58 | 鳥見雑記 | Comments(2)
Commented by brompton_2006 at 2012-11-26 06:28
サギたちの姿態、いろんな姿を撮りましたね。
獅熊の手もちの威力ですね。
あれだけの望遠が手もちできるのがうらやましい。
これからの鳥見報告がたのしみです。
Commented by ryujincho at 2012-11-26 18:40
松柏木殿 
見慣れた鳥ながら、この日はじっくりと。
すると、こんな風景に出くわした次第。
じっくり、は獅熊練図のお陰です。
ズームアップしてファインダーを覗いていると、重さのこともあって、視界が微妙に揺れて船酔い状態に。
で、微妙な揺れによるファインダー内の構図の揺れはちょいと無視し、連射して、船酔い状態を解消しています。
カメラを携え、jitensha に乗っての狩猟民族にとって、この獅熊練図はサイコーです。
ええ練図を推奨していただき、感謝、感謝です。


<< 『アルコール・コンロ 記念日』      『中欧の旅/ウィーン/シェーン... >>